近鉄の三大観光特急を紹介します。

車内で食事が楽しめる列車、皆さんどのくらいご存じでしょうか。
関西に来たら乗ってほしい、近鉄の代表的な3つの観光列車を紹介します。
どれも予約をおすすめしますが、お手軽にのれますよ。
観光特急青の交響曲
天王寺から奈良の吉野を走る観光特急です。特急といえどもスピードは急行とあまり変わりません。吉野と言えば、桜や葛のイメージがあります。桜の時期はとても混みます。
吉野駅を出るとお土産屋や葛ソフト、柿の葉寿司などを売る茶屋がいくつかあり、駅前もそれなりに楽しいです。
高級感のある内装
乗車券+700円くらいで乗れる列車としては、驚くような内装です。車内にWi-Fiがないのが残念ですが、2人席、4人席はもちろん、1人席もあるので、個人から団体まで楽しめます。
雰囲気だけ?そんなことはありません
車内のカフェスペースでは、柿の葉寿司や日本酒の飲み比べ、ソフトドリンクなど、大人から子供まで楽しめるメニューが揃っています。
おすすめは、ケーキセット。
コーヒーと季節によって変わるケーキを食べながら、奈良の山あいを楽しみませんか。
座席で食べるも、カフェスペースで食べるもよしです。
運行日
水曜日以外の毎日、一日2往復
乗り方
- 近鉄インターネット予約
- 近鉄の窓口
座席は1か月前の10時半から販売されています。特に4人席や土日の午前便は埋まりやすい傾向があるので、注意してください。
観光特急しまかぜ
しまかぜは、近鉄の花形観光特急です。
伊勢・志摩と、名古屋・難波・京都の各地を結びます。他の列車と異なり、乗車時間は2時間を超えるので、ゆっくりと過ごせます。
バリエーション豊富な座席

通常の席は、いいシートですが、そこまでスペシャル感ありません。
カフェもおすすめ
しまかぜのカフェ車両では、簡単な食事やデザートを楽しめます。基本的にはここで食べることになりますが、個室の方は、個室に持ってきてもらえ、個室で食べれます。
こちらでもケーキセットをおすすめします。ケーキは何種類かの中から選べますよ。
食事もおいしいのですが、しまかぜに乗っている時間は、お昼前か夕方。ご飯の時間ではないのですよね。
運行日
難波〜賢島 火曜日以外
京都〜賢島 水曜日以外
名古屋〜賢島 木曜日以外
乗り方
- 近鉄インターネット予約
- 近鉄の窓口
座席は1か月前の10時半から販売されています。個室席は一瞬で売り切れる傾向があるので、注意してください。取れたらラッキーです。
観光特急あをによし
あをによしは、令和4年にデビューした比較的新しい観光特急です。京都〜奈良の間を4往復しますが、そのうち1往復だけ京都から奈良経由で難波を走ります。
景色を見やすい座席
近鉄の絶景ポイントといえば、生駒山トンネルに入る直前に山を登る部分。大阪が一望できます。
あをによしのシートは、ちょうどそちら側を向いており、自然に良い景色が一望できます。
奈良の平城宮跡の建物もよく見えますね。
ビールとバターサンドな午後
あをによしも同様にカウンターがあり、自席で大仏プリンや生ビール(クラフトビール)などを飲めちゃいます。
おすすめされているのは、あをによしのバターサンド。
妙な組み合わせですが、贅沢な時間を過ごせます。
奈良〜京都間だと、ビールを飲んでいる間についてしまうので、是非京都〜大阪難波間で乗ってみてください。
運行日
木曜日以外の毎日、1日4往復(うち1往復大阪難波〜奈良を走行)
乗り方
- 近鉄インターネット予約
- 近鉄の窓口
2人席と4人席があります。
難波発着の便と4人席は人気ですね。
もちろん1人でも乗れますが、少し高くつきます。
1か月前の10時半から発売されています。
結局どれがおすすめ!?
僕は「青の交響曲」が好きです。
しまかぜよりも気軽に乗れて、コストパフォーマンスがいいと思います。
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電車に乗るだけは、ダメだと思います。目的地も楽しんでほしいと思い、書きました。
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