和歌山電鉄の一日券で楽しく観光した話
【2018年3月17日訪問】

これまで色々と列車に乗ってきたが、小野田線とか宇部線とかそのあたりに目を向ける前に、まずは週末に日帰りで乗れる範囲の関西のローカル線を完乗しておくべきではないかと考えた。
そこで思いついたのが、
・紀州鉄道
・和歌山電鐵貴志川線
・水間鉄道
の3線。
和歌山電鐵がどんな感じだったかについて思い出しながらレポートを書く。
和歌山電鉄について
わかやま電鐵は、かつて南海電鉄貴志川線として走っていた。
ただ、いつの間にやら南海から独立していた。
独立してからは、「おもちゃ電車」「たま電車」とか「たま駅長」などで頑張っているイメージがあるので、乗るのを楽しみに取っていた。
南海電車の時代から独立していて、
南海「和歌山市」ではなくJR「和歌山」駅から出るので注意。
ある暇な日に、大阪からゆっくりと「和歌山」駅に向かった。
和歌山駅で和歌山電鐵の一日券を買って乗車。
一日フリー切符には沿線の見どころが書いてあるパンフレットがついているので、それにしたがって観光をするのが良いと思った。
短い路線だが、一日楽しく遊べそうである。
たま電車、おもちゃ電車、いちご電車・・・どれに乗る?

和歌山電鐵といえば、旧南海電車の車両を改造した特別な列車が人気だ。
どの列車が来るかは時刻表で確認できるが、もちろんおもちゃ電車を選んだ。
なぜなら、一番楽しそうだから。
みればわかるが、色以外は南海電車だ。

ちょっと暗いけれど、おもちゃ電車の内装。
デザインは確か「ななつ星」などを手掛けた水戸岡さんだったと思うが、水戸岡デザインにありがちな棚がある。
何もできないまま伊太祁曾駅に到着

それなりに人が乗っていたので撮影もできないまま、第一の目的地伊太祈曽駅へ。
駅に物売りのおばちゃんがいた以外は、特に何もない駅だったような。

顔出し看板も可愛い。

ここで降りたのは、「よんたま」駅長がいるから。おとなしそうなネコでした。
猫は常にかわいい。大正義だ。

伊太祈曽駅の近くに「伊太祈曽神社」があるのでそこに向かう。
まだ御朱印帳を持っていなかったので、単に散歩目的。
御朱印集めをしている方は、是非御朱印帳を持っていくべきだ。

池に鯉がいて、橋の上からえさをあげれるようになっていた。
ローカル線に乗って鯉に餌をやる・・・よい週末だとは思いませんか。
俺は何をやっているのだろう、そんなことも考えました。

神社はこんな感じで人が全然いませんでした。
結構きれいな神社で、本殿はこんな感じ。厳かな雰囲気がある。
貴志へ。

さて、次の電車で貴志に向かいます。
右にとまっているのがたま電車。あれに乗りたい・・・

でも、来たのは普通の電車。確か妖怪電車とかそういう名前がついていたように思う。
内装は普通だけれど、妖怪がたくさん貼ってあった。
貴志駅でにたま駅長とご対面

初めての貴志駅。「TAMA」って書いてある。そして全体的にねこっぽい駅舎。
中国人がかなりたくさんいたので、ガイドブックにでも乗っているのだろうか。

貴志駅の入り口。
なかなか趣のある駅舎だと思いませんか。

噂の「ニタマ」駅長はゲージの中にいる。
猫は放し飼いにするわけにはいかないのはわかっているが、なんだかかわいそうだなという考えも少しあったりなかったりする。本人(猫)が落ち着いているからそれでいいのかもしれないが。

駅のカフェでホット「キャット」をいただく。
これまぁまぁおいしかったよ。

せっかく来たので、駅から歩いて10分くらいのところにある大国主神社へ。
ここも厳かな感じ。人もいない。中国の方はこういうところまでは興味ないのだろうか。

川岸でぼーっとしていたら仕事の電話がかかってきた。
なかなかいい時間だったのに邪魔をされた気分だ。電話の内容はよく覚えている。

途中お土産屋もちらほらあったが、寄らずに駅に帰ると駅長が少し起きてた。
・・・と思ったら寝た。猫って自由でいいですね。

喜志駅のホームに神社があります
日前宮で寄り道。

帰りは日前宮で一旦降りる。写真を見ればわかるように、これもまた普通の電車だ。
※確かこの日いちご電車とかは走っていなかった。

日前宮に向かいます。このカラーは南海でしかない。

日前宮。ここはそれなりに人がいた。散歩した程度。

帰りはまた、おもちゃ電車に乗る。行きのやつと同じかな。

このまま大阪に帰るのはどうかと思うので、有名な井出商店へ。
友人は「昔より味が落ちた」といっていたけれど、十分おいしかった。

いろいろ見てきたが、我が家の猫が一番かわいい。
そう思った休日でした。
和歌山電鐵はまぁまぁ見どころがあると思うし、
まだ降りていない駅や乗っていない列車もあるので再訪してもよいかもしれない。
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