野付半島に行ったことはあるだろうか。
この道東の旅は素晴らしいところが沢山あったが、その中で一番「最果て」を感じたところがこの野付半島なので、ピックアップして記事にしておく。

野付半島の位置はこのあたり。

日本地図を広げて、道東をみて、
知床半島の南にある、魚が釣れそうな形をしたところが野付半島だ。
釧路から野付半島の根本まで車で1時間半程度。
野付半島の根本から野付半島のネイチャーセンターまで15分ほどだ。
結構遠いので気を付けた方がいい。

これは野付半島ネイチャーセンター付近にあった石碑。
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左に見えている小屋が野付半島ネイチャーセンターだ。車でこれるのはここまで。この先は徒歩かトラクターになる。
多分手前の車両がトラクターバスのトラクターだ。
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見えてないけれども、トラクターバスの道は歩道のすぐ横にある。
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ひたすらまっすぐ、野付半島の先っぽのトドワラまで進んでいく。

振り返ってみたところ。
トラクターバスは、たしかこの辺りまで運んでくれたと思う。
乗っていないのでよく覚えていない。なーんにもないのがなかなかにすごい。
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先っぽの方へ歩いていくと、地面はこんな感じ。
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木の道が整備されているのでとても歩きやすい。
こんなに何もない荒れたところは普段目にしないので、歩き回るだけでもなかなかに楽しい。
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トドワラは、トドマツが立ち枯れしているところだが、
多分大半は朽ち果ててしまって、残っているのは先っぽも先っぽだけ。
多分昔はもっとあったのだろうが、塩水で枯死した後、どのようにかなって朽ち果てたのでしょう。
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先っぽに近づく。枯死したトドマツ。
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近くには倒れたトドマツがある。
よく見ると地面は木のチップのようなものが散らばっている。
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自然と、朽ち果ててチップになったのでしょう。

殺風景がよくわかる一枚。
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先っぽの方は、これ以上は近づけないようになっていた。
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先っぽからふりかえるとこんな感じ。
平日なのでほとんど誰もおらず、トドワラの荒涼とした世界を満喫できた。
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野付半島のトドワラの観光には最低でも一時間は必要だと思う。

帰り道。釧路に帰る助手席から撮影。
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左側にはナラワラがよく見える。
これも立ち枯れした森の跡地。
トドワラよりもナラワラの方がスケールが大きいが、最果て感があるのはトドワラの方だと思う。
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日が、暮れていく。
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