鉄道好きな人におすすめの穴場観光スポット?

函館旅行のスポットはいろんなブログや動画で紹介されているが、
結構みんな同じところに行っている印象がある。
鉄道が好きでなければ、ちょっと興味がないかもしれないけれど、
トラピスト大修道院のついでに、その一駅隣の駅に寄ってみるのはどうでしょうか。
「茂辺地北斗星広場」というところがあります。

北斗星(24系)が静態保存されている場所。

ブルートレインという言葉も昔のものになりつつある気がするけれど、
北海道新幹線の開通で青函トンネルを在来線が走らなくなったときに廃止された、
最後のブルートレインである「北斗星」の車両がここには静態保存されている。
24系が北斗星として静態保存されているところは、埼玉の川口にもあるが、ゆかりのあるところで見るのが趣があってよいのではないかと思う。


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茂辺地北斗星広場の行き方について

道南いさりび鉄道で、函館駅から木古内方面へ約30分ほど行った、「茂辺地」駅から徒歩5分程度のところにある。
多く列車のある上磯よりも向こうなので、列車の本数は極めて少ない。


茂辺地北斗星広場の入場料は無料。
ただ、道南いさりび鉄道の乗車券がそれなりに高いので、
隣の駅にあるトラピスト大修道院とセットで行くと効率がいいし、
旅行に穴場的なスポットを入れることで少し優越感が出てくる。

今回のスケジュールは、
函館駅13時35分発→渡島当別駅
渡島当別駅15時55分発→茂辺地駅
茂辺地駅17時発→函館駅

というもの。
なお、渡島当別駅から茂辺地駅は隣同士だが、歩ける距離ではない。


「茂辺地北斗星広場」に行ってきた。

隣駅の渡島当別駅から茂辺地駅に到着。

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茂辺地駅は、駅舎を通らなくても駅構内に入れる不思議な構造。
徒歩5分ほどで茂辺地北斗星広場に着く。
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二両だけだが、懐かしい車両が。。
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トラピスト修道院から天気は怪しかったが、24系を見た一瞬、また晴れてくれた。
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車体は結構塗装が剥げ落ちてボロボロになっている。地面に青いのが落ちていた。逆がわはまだまし。
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内部公開をしているようだが、今はコロナウイルス感染予防のために公開していないとのこと。
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ぼろぼろとはいえ、ヘッドマークを含め、この24系と金色のラインはかっこいいと思う。
おすすめ写真スポット。本物の線路上にあるわけではないので、こんな写真も撮れる。
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北斗星のマーク。
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北斗星の廃止が発表される直前のことだったが、一度だけ、北斗星に乗ったことがある。
トワイライトエクスプレス目当てにとりあえず札幌に飛んだのだが、空いておらず、たまたま空いていた北斗星に乗ったのだった。
乗ったのは一度だけだが、いろいろと忘れられない旅行なので、感慨深い。

とはいえ、15分もまわりをうろちょろすると、飽きてしまった。
茂辺地北斗星広場には、普段売店のようなところがあるらしいが、訪問時には空いておらず。
売店などが開いている時期に行くのが良いと思う。


幸い、茂辺地駅には駅舎があるので、そこで時間を潰して17時発の列車で帰ったのだった。
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道南いさりび鉄道の海側の景色はとてもよいので、そこも推せるポイント。





まとめ

YouTubeにまとめてみたので、もしよろしければご覧くださいな。






報道によると、この北斗星はゲストハウスとして使われるとのこと。
一人五千円ということで、是非一度宿泊を検討してはどうでしょうか。


なお、僕は先にこちらに泊まりたいです。