前回までのあらすじ。
JALの「どこかにマイル」でまさかの石垣島が当選した我々は、交通費がかかっていないことをいいことに、お金をばら蒔いていく。
たった一泊なのに、石垣島の観光を全くせず、西表島行きの船に乗り込むのであった。 

▼前回記事▼



【西表島】由布島へのアクセス

今回の旅は、竹富島一泊二日がメインではあるものの、少ない時間ながら西表島観光もしたいと思い、竹富島から石垣島に10時に戻った後、11時半の船で西表島に向かった。

小浜島に行くのがよかったのではないかと今でも思っている。
竹富島とキャラがかぶるので許されない、と当時は思ってしまったのだ。 
竹富島で乗れなかった水牛にも乗りたかったし。
この旅は、行く一週間前に行き先が決まったので、二日目のプランまで組めなかったのだ。

西表島滞在は、わずか4時間。

石垣島の離島ターミナルで必死に旅程を考える。
時間を見ると、潮の関係でマングローブカヌーや観光船には乗ることができなさそうなので、バスの時間を確認した上で西表島から歩いて渡れる由布島に行くことにした。

由布島は西表島の二つの港の真ん中くらいにある。
由布島への移動は、レンタカーを使わないのであればバスということになるが、西表島のバスは本当に少ない。
一日四往復とかその程度だ。日帰りツアーも多くあるので、足を目的にそういったものに参加してもいいのかもしれない。

西表島には二つ港があるところ、マングローブで有名な仲間川に近い大原港では時間のあうバスがなかったため、上原港につく船に乗船した。

上原港からバスで約40分。由布水牛車乗り場に到着だ。
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由布島へは水牛車で!

別記事に書く予定だが、由布島に行くには海を渡る必要がある。
とても水深が浅いのだが、水牛車で行くのがスタンダードになっている。
由布島の水牛車はだいたい30分に1本程度。
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このように海の近くで、待機している。確か18人乗りぐらいだったと思う。
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今回は竹富島で水牛車に乗ることができなかったので、乗るのが楽しみだ。


徒歩で由布島に渡る

由布島は、水牛車に乗らなくても歩いて渡れる。
往復歩く場合は入場料は600円。
片道歩いて、片道水牛車に乗る場合の入場料は600円ではなく、通常の入場料1600円くらいだったかがかかる。

片道だけ歩くのはコスパが悪いが、水牛車に乗りたいし、歩きたいのだから仕方がない。

マングローブが植えられている。
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由布島に渡るときは、この電柱に沿って歩く。
奥に見えているのが由布島で、それほど距離はない。由布島までは歩いて15分もかからない。どこか、千と千尋の神隠しの電車が通るところのようだ。
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さぁ、行きましょう。クラゲが発生しているようで、足元やや注意だ。
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水深はすごく浅い。但しこの時間は干潮の時間に近いので、一番浅い状態と思われる。ほとんどの箇所で、水深は足首まで至らない。
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裸足で行ったが、あるのならビーサンがおすすめだ。

徒歩で由布島のメリット、生き物がよく見える

水牛車ではなく徒歩で由布島に渡るメリットとしては、生き物がよく見えるというところがある。
見にくいが、拡大してよく見てもらうと写真中央に小さなタコがいる。
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不安になる大きさのタニシの仲間のような貝がいる。
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水深が浅いのであまり大きなものはいないが、小魚もいたし、穴からハサミだけだしているカニのような生き物もいた。

少し遠くを三線の音を鳴らして水牛車が通る。
我々のいる少し上流で糞をする。
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渡りきって、由布島から西表島を眺める。
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渡りきった先にホースがあり、足を洗える。
ホースは二ヶ所あるが、手前にあるホースは水が出なくて、東屋のようなところの奥側にあるホースが生きていた。

なお、渡りきる手前で貝の群れがあり、裸足だといたい。


由布島は、我々だけしかいないようだ。

まとめ

由布島までは水牛車に乗らずに簡単に歩くことができる。
水牛車の窓越しとは違った景色が見え、生き物も観察することができる。
ビーサンはマストアイテムとまではいえない。
満潮の時は、様子を見てから行った方がいいかもしれない。

次回記事は由布島上陸から大阪に帰るまで一気に書きます。