林業用のモノレール・トロッコに乗りたい。

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・・・そう思ったことのある人はいないでしょうか。

タケノコとかそういうものを運んでそうな、山の中にあるモノレールです。

ミカン畑とかにもありますよね。

あれの正式名称は何なのか分かりませんが・・・



今回は、そんなモノレールに乗れる、

奈良県の天川村にある「五代松モノレール」を紹介します。



天川村の鍾乳洞は二つありますが、

鍾乳洞はどっちがいいか?

と聞かれれば、このモノレールが理由で、間違いなくこちらを推します。
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面不動鍾乳洞にも似たようなのがありますが、遊園地にある乗り物と大差ないので、

趣としてはあんまりです。




五代松モノレールの場所


五代松モノレールは、ここにあります。


奈良県南部、吉野よりも五條よりももっと南の、天川村。
有名なごろごろ水の出る場所の向かいの山にある鍾乳洞に入るためにあるのがこのモノレール。
所要時間は5分程度。
上りを歩くと10分超でしょうか。

駅の外観。入って待つべし。
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五代松モノレールの料金

料金はこんな感じで、上り400円、下り200円です。
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上りは、歩くとしんどいから需要があるのだと思います。
今回の天川村旅行は、正直、このモノレール目当てだったので、往復乗ってしまいました。

何年か前に乗ったことがあるはずなのですが、ろくに画像も残っておらず、
今回改めて動画を撮りに行きました。

五代松モノレールの予約は必要?

五代松モノレール、予約はできないと思います。

人数が多いと、結構ピストン輸送してくれるのですが、

1回に乗れるのは4人。往復にどうしても10分くらいはかかります。

下り便だと馬力があまり必要ないので事実上9人乗れてしまう(!?)のですが、上り便に乗りたければ、ならぶこと覚悟でいくべきでしょう。

めっちゃ、原始的です。
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五代松モノレールの乗り心地・乗車記

めっちゃ、急です。

エンジンをうならせ、のんびりと、しかし確実に登っていきます。
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動画をみていただければわかるのですが、とても急な斜面を登っています。

乗る価値ありです。

行きは、団体さんがいたので、

我々4人を上に運ぶ
→下に戻る
→残りの4人を上に運ぶ
→鍾乳洞の案内を8人で始める


という進み方となりました。


帰りは、乗車希望者が9人おり、

4つの座席+運転席に合わせて9人のお客さんが乗り、大繁盛でした。

それでもモノレールは滑り落ちることなく、力強く下の駅に戻りました。

まとめ

山の中のぎざぎざのレールに心を奪われたことのある人は、

一度、天川村の五代松モノレールに乗ってみてはいかがでしょうか。

絶対に、面不動鍾乳洞のトロッコよりもずっとずっと趣があります。





みたらい渓谷への記事です。


洞窟の比較記事です。