一畑電車に乗ってきました。

島根県の宍道湖岸を走るローカル線をご存じでしょうか。
松江から宍道湖の北岸を通って、出雲大社や出雲市に至る路線です。
国鉄由来ではなく、軽便鉄道由来の鉄道です。
そんな、一畑電車初乗車レポートをお送りします。
松江しんじ湖温泉駅から出発

こちらが昼前の松江しんじ湖温泉駅です。
列車は一時間に一、二本なので旅程を組むときは要注意です。
松江しんじ湖温泉駅前に無料の足湯が有ります。
今回は朝風呂済みですし、松江城に行っていたらぎりぎりになったので、足湯は諦めることにしました。
ちなみに、僕には足湯の良さがよく分かりません。
時間潰しにはいいですが、全身浸かる方がずっと気持ちよく感じます。
司法試験の時、会場近くに足湯があったので、他の受験生と時間をずらすために毎日行ったときには足湯に感謝しましたが、その時くらいのものです。

松江城を歩き回って時間を潰しすぎたため、
電鉄出雲市行きの列車が既に来ていました。
出雲大社に行くには、川跡駅で乗り換える必要があります。
松江しんじ湖温泉駅には売店があり、一畑電車のグッズが売っていました。
いいグッズはあるのですが、
鉄道グッズはもうお腹一杯感があるので、
購入はしませんでした。
我が家で活躍する鉄道グッズは、紀州鉄道のタオルだけです。

列車に乗り込むと、車内にはしまねっこがいました。
久しぶりに見た気がします。
この電車、Wi-Fiが繋がるのが最高にいいと思います。
一畑電車の車窓について

松江しんじ湖温泉駅を出てすぐの左側の車窓。
一畑電車は宍道湖の北岸を走る。
やや曇りでも宍道湖はきれいに見えました。


前後が入れ替わったあと、有名な鳥居が現れます。
この神社は、粟津稲生神社です。
神社の参道の途中を一畑電車が走ります。
高浜駅と遥堪駅の間の、車窓南側を見てください。
車外から見ないと、あまりインパクトはないです。
まさかの平地スイッチバック

途中の駅でスイッチバック。要は前後が入れ替わります。
スイッチバックは、主には山間部で坂を登る際、
ジグザグに登るために行われることが多いのですが、
この一畑口駅は平地です。
別に珍しいわけではないのですが、
なぜスイッチバックをしているのか調べてみると、
元々、一畑口駅の先に一畑駅という駅があり、
そこを起点に線路が敷かれたからのようでした。
石北本線の遠軽駅とか、花輪線の十和田南駅も同じような理由での平地スイッチバックですよね。
出雲大社前駅がレトロ

川跡駅で出雲大社駅行きに乗り換え。
一畑電車は、電鉄出雲市に向かうものと出雲大社に向かうものの2線あるのです。
出雲大社前駅に到着

出雲大社前駅に到着しました。

出雲大社前駅は、とてもレトロです。
出雲大社前駅のデハニ50型

出雲大社前駅の端に、デハニ50という古い車両が留置されています。
ここには、入場券を払うことなく行くことができます。

無料で内部に入れて、出入りは自由です。

とてもレトロな感じで、インスタ映えすると思いますが、いかがでしょう。
雲州平田駅で体験運転も行っているようです。
一畑電車の感想。所要時間は?運賃は高い?
所要時間と運賃
松江から出雲大社 1時間 820円松江から電鉄出雲市 1時間 700円
出雲大社から電鉄出雲市 20分 500円
↑この区間は高いと思います。
フリー切符は1600円です。
一畑電車は、特急も値段は同じです。
JRと一畑電車のどっちがいい?
JRだと松江から出雲市まで普通で40分、590円かかります。
特急なら30分程度ですが、1350円と高いです。
出雲市から出雲大社のバスは、470円です。
松江駅と松江しんじ湖温泉駅はかなり離れています。
・松江城付近から出雲市を目指す場合。
・松江から出雲大社を目指す場合で安く行きたい場合。
・出雲大社から松江城を目指す場合。
には、一畑電車に軍配が上がります。
出雲市と出雲大社間は、バスの方が安くて便利です。
JRも宍道湖沿いを走る点では同じなので、
景色に大差はありません。
のりたかった割に、日記にしてみると字数が少ないです。
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