石垣島のマングローブのお土産について


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昨年の6月、JALの「どこかにマイル」を使って石垣島に行きました。

その時、空港で自分へのお土産として、
マングローブ
(ヤエヤマヒルギ)を買い、
大事に大事に持って帰ってきました。

そして、大阪で大切に大切に育ててきました。

下の写真を見れば、僕がどれほどウキウキで持って帰ってきたか分かるでしょう。

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この度、冬を越せなかったので、反省点をご報告します。

石垣島で、ヤエヤマヒルギを買う前の方に、届いて欲しいです。

石垣島でマングローブをお土産にすることがおすすめかどうか、レポートします。






マングローブの成長過程


6月最後の土日
石垣島で購入。
この時は葉が2枚ずつ。

7月28日 
一本のマングローブの元気がなくなり、葉がしなしなに。
一日で全部が茶色になり、枯れる。

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8月下旬〜9月半ば
一番大きい苗から葉が2枚出る。

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1月9日
大きいマングローブの葉の元気がないことに気付く。

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1月28日頃
大きいマングローブの幹の下から徐々に黒くなってくる。
生き残った小さいマングローブの元気もないことに気づく。

2月5日
生き残ったマングローブの葉が一枚とれる。




マングローブの成長速度


ものすごく遅いです。

購入後一月の間は、夏なのになんの変化もありませんでした。

結局、成長した子は一本だけです。

変化を求める方には、あまりおすすめできないと思います。



マングローブ育成に失敗した理由


多分、僕が失敗した理由はこの3つです。
  1. いきなり直射日光に当ててしまった。

  2. 冬の寒さに勝つことができなかった。

  3. 冬場に水を与えすぎてしまった。
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いきなり直射日光に当ててしまったこと


1本は、夏の直射日光に耐えることができなかったのだと思います。

直射日光に当てる場合は、徐々にならしてからにあてるべきだと思います。




冬の寒さに勝てなかったこと


12月までは元気だったのですが、1月の寒さには勝てませんでした。

10度を下回る低温はだめなようですね。

重要度は、気温>日照だと思います。




冬場に水をやり過ぎたこと


『冬はなるべく水を少なめに』、と説明書に書いているのを見逃していました。

多肉などは、冬を越すために休眠期には水を切ります。

それと同じように、マングローブも水を少なめにするべきだったかと思います。

今は、わずかな望みにかけてビニールで覆い、
植物育成ライトをあてているのですが、葉がしおれてきているのでだめなのでしょうね。

葉がしなしなになり、

マングローブの幹がしわしわになればもう駄目だと思います。





マングローブに肥料をあげた方がいいか

思わずとても薄めたものをあげてしまいましたが、

それよりも日当たりや気温を重視するべきでしょう。




マングローブの先が茶色くなった

これは、気にしなくていいと思います。

僕のマングローブは、その状態から葉が出てきました。




最後に

少し、悲しい思いです。

マングローブは、本州で育てるにはかなり難しいと思います。

覚悟のある方、チャレンジしてみてください。人のお土産には不適かも。