楠木正成ゆかりの観心寺に国宝を見に行こう。
大阪の南の果て・河内長野市には、日光市に匹敵するくらいの国宝や重要文化財があります。
今回紹介する観心寺は、701年に作られたお寺で、河内長野を代表する寺の一つです。
河内長野駅からはバスで行けるので、河内長野観光される方にはおすすめです。
観心寺へのアクセス
河内長野駅から観心寺に行くためには、小吹台、石見川、金剛山に向かうバスに乗って15分程で到着する「観心寺」のバス停で下車します。
バスは30分に1本ほどで、バス停からは5分程歩きます。
運賃は320円で、結構高い印象があります。
車だと駅から10分程度ですね。駐車場も多くあるので、困ることはないと思いますよ。
観心寺にゆかりのある武将と言えば?
観心寺は、南北朝時代の「楠木正成」にゆかりのあるお寺です。
幼いころにここで勉強していた、と聞いています。
楠木正成の首塚も観心寺にあります。
湊川の戦いや、桜井の駅での楠木正行との別れは有名ですよね。
如意輪観音像の公開はいつ?
如意輪観音像菩薩は、普段は観心寺の金堂の中におかれており、非公開です。
毎年、4月17日と18日に御開帳があり、見ることができます。
手が六本ある観音様で、平安時代に空海によってつくられたそうです。
観心寺の見どころは?
観心寺には、いくつか見どころがあります。
金堂
観心寺の金堂は、国宝で、中には如意輪観音菩薩が安置されています。
天気が悪い日に行ったので写真写りが悪いですが、晴れた日に行くと映える赤です。
線香の香りは落ち着きますね。
建掛塔
建掛塔(たてかけのとう)は、その名のとおり、建て掛けの塔。
楠木正成が三重塔を設立しようと作っている最中に湊川の戦いで戦死してしまい、それが残されています。こちらは重要文化財です。昔は、建掛塔はただの古い建物だと思っていましたが、
今見ると、むしろ建掛塔の方が落ち着いた良い印象でした。
厄除けに。星塚巡り
観心寺には、星塚巡りというのがあります。空海が作った北斗七星の塚で、全部回ると厄除けになるとか。足腰が悪いとしんどいところが1か所ほどありますが、ちょうどよい運動です。この旗に沿って歩けばいいです。
観心寺周辺のおすすめ観光スポットは?
「観心寺周辺 おすすめスポット」などで検索すると、色々と出てきますが、
ほとんどの場所は観心寺から大きく離れています。
あまりおすすめスポットというのはないのですが、
電車で来た方であれば、「西條合資会社」をおすすめします。
めっちゃ甘い日本酒(※ものによる)「天野酒」の蔵元です。
ここではプリンなども食べれますし、古い建物が残っている良い場所です。
次に、元気な方、もしくは車で来た方で、紅葉のシーズンの場合は、「延命寺」をお勧めします。紅葉がとてもきれいですし、焼き芋などが売っているところもあり(今も売っているのかな・・・?)、おすすめです。タダですし。
昔は、延命寺の池にザリガニを釣りに行ったものです。
河内長野は、緑が多く、四季を感じれる空気が漂っています。
是非疲れた時には行ってみてくださいね。
大阪屈指の紅葉スポット、延命寺の紹介です。元地元民の目線から解説します。
コメント