お得すぎる切符で信楽高原鐵道を観光する

4月9日、滋賀県のローカル線、信楽高原鐵道に乗ってきました。
彦根に行く用事ついでの乗り潰し目的だったのですが、
滞在時間わずかでも案外楽しめたので、
簡単にレポートしておきます。
信楽高原鐵道のお得な切符とは
信楽高原鐵道は、JR草津線の貴生川駅から信楽駅を結んでいます。
同区間の運賃は、470円です。
25分ほどでその金額なので、そんなものなのではないかと思います。
なんと貴生川から隣の紫香楽宮跡(しがらきぐうし)までの1区間で410円もかかります。
この一駅に15分かかるので、適正なのかもしれません。
今回は、こちらのお得な切符、
びわこ京阪奈線フリー切符
を使用しました。
この切符は、1050円で近江鉄道と信楽高原鐵道が乗り放題になるものです。
近江鉄道で貴生川から彦根(運賃1010円)まで乗る予定だったので、
実質40円で往復乗車できることになります。
これ、信楽駅か近江鉄道の大きな駅で売っています。
貴生川駅でびわこ京阪奈線フリー切符を買うには、
離れた近江鉄道の窓口まで行かないといけないので、
やや面倒です。
信楽高原鐵道の乗り方

都会の列車に慣れている人は、乗れないかもしれません。
貴生川駅にはオレンジの乗車駅証明書発行機があるので、
証明書をとって有人改札を通るだけです。
混んでいたので、適当にかざして通りました。
貴生川駅では、信楽高原鐵道の切符は買えません。
車内か信楽駅で精算です。
先ほどの乗車駅証明書発行機は、JR券売機の右後ろにあります。
信楽高原鐵道の駅は、JRと共用しています。
あまり目立ちませんが、ホーム上に改札があります。
ICカードで貴生川まで来た方は、タッチすればいいです。
精算が必要な切符などで貴生川に来た方は、
一度自動改札を出るのがおすすめです。
信楽駅の四番線です。
9時14分の信楽行きに乗ります。
このために2時間早起きしました。
信楽高原鐵道の車窓
車両の紹介

まずは車両の紹介。
これが信楽方の車両です。
運転席近くの席は、前面展望の特等席です。
僕が乗ったのは、貴生川方の車両です。
ロングシートで、がらがらでした。
もう一つの車両は満席でした。
車窓の紹介

貴生川から出発して間もなくの風景です。
街から結構のぼっているのがわかります。
これは行きに撮った写真なので、後ろからの展望。
写真奥から手前に向かって登っている様子です。
人がほとんど乗っていないため、
窓からすごくきれいに沿線の桜が見えました。
狸の置物が沢山おいてある信楽に到着。
信楽駅で一時間のプチ観光
信楽駅からの列車は一時間に一本

信楽駅は、桜が満開でした。
大阪よりも一週間ほど遅いのではないでしょうか。
来た列車で帰るのは芸がないので、
次の一時間二十分後の列車で帰ることにします。
駅から西へ進むと、立派な桜の木がありました。
桜満開&青空で癒されます。
前の週に大阪の桜ノ宮で花見をしたのですが、
あれとは比にならない感じでした。
ゆっくり眺めていました。
甲賀市信楽伝統産業会館へ

信楽駅から3分ほど歩いたところにある施設。
無料できれいなトイレが使えるのが嬉しい。

常設展は撮影できませんが、
信楽焼の歴史などについて解説されていました。
写真は特別展。
とてもデザインに優れていると思いました。

駅の近くにも沢山焼き物屋があり、気軽に見ることができます。
がっつり観光したり、ショッピングするには、
車やバス、タクシーを利用するべきでしょう。
※前提として、僕は何度も来ており、この先もまた来る機会があるだろうというスタンスで今回過ごしています。
新宮神社

駅近くの神社です。
一時間しかない場合は、ここより遠くに行くことは現実的ではないでしょう。

御朱印帳を例によって忘れました。
素敵な鉢と出逢える、山金陶器

窯ではなく卸のようですが、
この山金陶器は、鉢を中心に取り扱うお店です。
この半年ほど欲しかったガジュマルの鉢を手に入れました。
少し高いものにしたところ、おまけまでつけてくれました。

左手にある建物内には、鉢付多肉植物も売っています。
多肉植物が趣味になりつつある僕にとって、
多肉植物の種類が豊富とは思いませんでしたが、
鉢の種類はとにかく豊富でした。

信楽駅に戻ってきました。
時間が余れば駅の売店で焼き物や信楽高原鐵道のグッズを見ようと思いましたが、時間なんてほぼありませんでした。
一時間二十分でできることはこの程度です。
信楽駅からの帰路

彦根に用事があるので、今回はここまでです。
一時間少しの滞在なのに、結構楽しめました。
ローカル線の終点って、どうやって過ごせばいいのかわからないところも結構ありますが、信楽はそうではありませんでした。
信楽高原鐵道の先端。
冒頭のびわこ京阪奈線フリー切符は、ここから大阪方面に鉄道が延伸される計画(未だ現実的でない)があることにあやかって名付けられた切符だそうです。
ここから延びることはあるのでしょうか。
列車は結構外観もきれいだと思います。
団体さんがおり、やたら混んでいました。
帰りは、一番後ろの席に、座席を後ろ向きにしたまま座ったり、
このようにかぶりついたり、です。
山をかけ降りる感じがすごくよいです。
そういえば昔事故があったらしいですね。
流れていく景色を眺めていたら、半分くらいは過ぎてしまいました。
貴生川駅からは大人しく近江鉄道で彦根駅に向かいました。
彦根の話は、記事にするかもしれないし、しないかもしれません。
そんなこんなで、信楽高原鐵道がよかったよっていう話でした。
買った鉢はこれです。右はおまけの鉢です。
コムワークスタジオの鉢、3000円です。
家で元気のないガジュマルの植え替えをしました。10か月買ったままにしていたので、根っこが大変なことになっています。
おしゃれ。満足な買い物でした。
動画をしたためました。
https://youtu.be/qI_oowkbnVc
コメント