【徳島の観光列車】藍よしのがわトロッコに乗ってきた話

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5月のある晴れた日、藍よしのがわトロッコに乗ってきました。
徳島から阿波池田まで乗る中で感じたことを素直に書いていきます。
藍よしのがわトロッコの予約方法やおすすめ座席などは、別の記事を参照ください。


徳島駅を出発

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藍よしのがわトロッコは、主に土日に1往復走っています。(運転日注意。詳細はJR四国のホームページを参照下さい。)
午前10時32分に徳島駅を出発するので、10時16分に徳島に到着する「うずしお7号」がちょうど良いと思いました。大阪や神戸からであれば、高速バスでのアクセスも十分可能です。


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列車は既に入線していて、ツアーの方でいっぱいでした。普段はどうなのかは分かりません。


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まずは、普通の車両に乗り込みました。お隣は知らないおばあさんで、高校の友人同士で徳島を旅しているとのことでした。いつまでも仲良い友達は貴重で、羨ましい限りです。


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こんなしおりをいただきました。徳島線の駅や、見どころや名物が書いています。


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駅員さんの盛大なお見送りとともに、列車は出発します。


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線路の向こうでも大きく手を振っていました。






トロッコ列車に移動

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石井駅までは、列車は普通の速度で走行。石井駅でトロッコ列車に移動し、トロッコ列車の旅が始まります。気動車もトロッコ列車も同じ番号の席に座ります。

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座席はこんな感じで、4人1組の席。途中の穴吹駅までは、おばあさま方お二人と相席になりました。「鉄オタなの?」などと話しかけていただき、程よい距離感で会話を楽しめました。

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比較的暖かい日でしたが、トロッコ列車は風が強くて結構寒いのです。上着を一枚持ってくるといいかもしれません。特に、体力の自信のない方は上着必須と言えます。


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列車は、のどかな風景の中を走っていきます。


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学はぶどうの栽培が盛んだ、とか沿線の観光案内を聞きながらの旅なので、退屈することがありません。眠くなっても風が強いので寝ることはないでしょうが・・・





車内販売があります。

藍よしのがわトロッコでは、車内販売があります。販売する商品のリストが配布された後、各席に順次オーダーを取りに来るので、事前にJR四国のHPを見て、準備するのがおすすめです。

オーダーは、食事→グッズの順に2回取りに来ました。
ほぼ満席だったので、車内の巡回はありませんでした。


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ビールも売っていました。特急うずしおの中で2本飲んでしまった後なので、ノンアルコール。
青いソーダと芋けんぴを頼みました。写真真ん中の「マンマローザ」は徳島銘菓。同じテーブルの方のお知り合いが作っているそうで、1つ分けていただきました。クリーミーでおいしかったです。

芋けんぴは妻へのご機嫌とりの一品。青いソーダは、体に悪い味がしましたw



吉野川を眺めながら・・・

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徳島線は吉野川に沿っていますが、吉野川はあまり見えません。多くの場所は、木々で川が隠されているからです。



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唯一のトンネルを通過。とても短いトンネルだと聞きました。


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吉野川は見えるところはこんな感じです。穴吹の少し手前だったと記憶しています。



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穴吹川を越えるところは一つの見どころ。


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沿線では、有志の方が手を振ってくれます。車窓左手に多かったです。散歩中に手を振ってくれる人も、わざわざお見送りに来てくれる人もいらっしゃいました。

貞光駅に停車

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貞光駅では、少し長い時間停車するので、列車の外に出ることができます。特に何もない駅ですが、列車を外から撮影する良い機会です。


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線路を渡る構内踏切があり、撮影に適しています。


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その後も沿線の説明や、手を振ってくれる住民の方に手を振り返しながら、阿波池田駅に向かいました。

テーブルによっては、和気あいあいとした雰囲気です。うちのテーブルは、おばあさんたちが下りた後は別の人が座り、かなり居心地が悪かったです。


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5月は栗の花が臭い季節です。


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見どころの橋なのですが、ほぼ列車からは見えませんでした。木が邪魔で。


終点、阿波池田駅に到着

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2時間半の旅を終えて、阿波池田駅に到着しました。阿波池田駅では、藍よしのがわトロッコの乗客を対象に、有料でガイドツアーをやっていますが、30分後の南風に乗って「四国まんなか千年ものがたり」に乗る予定があったので、今回はパスしました。

少しだけ駅前のアーケードの下を歩いたところ、おしゃれな飲食店がいくつかあり、昼食には困らない感じでした。

カラオケ機器を使って、商店街のBGMばりに大きな音で「マリーゴールド」を歌っている地元の方にすごくびっくりしました。


まとめ

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藍よしのがわトロッコは、風を感じながら徳島線の何気ない車窓を楽しめる点はいいなぁ、と思いました。トロッコの切符も530円と非常にリーズナブルで、乗りやすくなっています。

「四国まんなか千年ものがたり」に乗るために大歩危に行く方は、こちらの列車を候補に入れてはいかがでしょうか。

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藍よしのがわトロッコの車両案内、予約方法などはこちらをご覧ください。