東海道新幹線が止まったときの迂回ルート

東海道新幹線が運休になると、東京―大阪の移動に困りますよね。
飛行機に乗れたらいいですが、当日の飛行機は高い・・・
そこで、東海道新幹線が不通時の迂回ルートと、それを使えば何時に着けるかを調べました。
※令和6年7月時点のダイヤに基づきます。北陸新幹線が延伸されれば書き直すつもりですが、タイムラグがあると思います。あくまで目安としてご利用ください。
(R6.7.22修正)
北陸新幹線金沢経由
北陸新幹線で金沢まで行き、金沢からサンダーバードで大阪を目指します。
この方法だと、東京と大阪との間は5時間少しかかります。
運賃は2万2000円くらいです。
東京→大阪
始発:
午前6時16分のかがやき501号を使うと、新大阪には午前11時27分に到着します。
※北陸新幹線延伸時と8分しか変わらないことに驚愕しています。
東海道新幹線が正午まで止まっている場合:
午前9時20分のかがやき507号を使うと、新大阪には午後2時32分に到着し、正午発の東海道新幹線より早く大阪に着きます。
終電:
午後6時24分のかがやき515号に乗ると、午後11時24分に新大阪に着きます。
大阪→東京
始発:
午前6時34分のサンダーバード1号を使うと、東京に午前11時36分に到着します。
東海道新幹線が正午まで止まっている場合:
午前8時14分のサンダーバード7号を使うと、東京に午後1時52分に到着します。
これより早い列車であれば、新幹線の運行再開を待つよりも早いという結果になります。
終電:
午後6時14分のサンダーバード41号を使うと、東京に午後11時32分に到着します。
このルートのメリット
東海道新幹線では味わえない最高級座席グランクラスが味わえます。
意図せず北陸のお寿司を食べたりできます。
北陸新幹線長野経由
このルートでは、北陸新幹線を長野で下車して、名古屋行きの特急しなのを使います。
運賃はだいたい1万9020円、6時間ほどかかります。
新幹線の名古屋−新大阪間が動いていない場合には、あまり意味がありません。
名古屋住み、浜松住みの方には使えるルートです。但し、新幹線が止まっている場合には、中央本線も止まっている可能性が高いです。
東京→大阪
始発:
午前6時16分のかがやき501号に乗ると、新大阪に午前11時48分に到着します。
名古屋到着は午前10時53分。
※名古屋〜新大阪の新幹線が動いていない場合、近鉄を使うと、午後1時48分には大阪難波に到着します。
東海道新幹線が正午まで止まっている場合:
午前8時12分のかがやき521号に乗ると、名古屋に午後1時1分、新大阪に午後2時27分に到着します。
これより早い列車であれば、東海道新幹線の運行再開を待つよりも早いという結果になります。
終電:
午後5時32分のあさま623号に乗ると、名古屋に午後10時42分、新大阪に午後11時36分に到着します。
このルートのメリット
東海道新幹線なら絶対に味わえない山が見れます。
寄ろうと思えば長野や名古屋で途中下車できます。
あずさ・しなの 塩尻経由(参考)
このルートでは、中央本線を東京から名古屋まで突っ切ります。
名古屋から新大阪は新幹線なので、新幹線が動いていない場合には使えません。
運賃は1万6640円くらい、所要時間は6時間を越えます。
東京→大阪
始発:
午前7時新宿発のあずさ1号に乗れば、名古屋に午後0時1分、新大阪に午後1時に到着します。
近鉄を使うと、午後3時前には大阪難波に到着します。
東海道新幹線が正午まで止まっている場合:
午前8時新宿発のあずさ5号に乗れば、名古屋に午後1時1分、新大阪に午後1時に到着します。
※近鉄を使うと、午後3時50分に大阪難波に到着します。
終電:
午後3時15分に東京を出るかいじ35号に乗り、塩尻経由で名古屋に到着、午後9時30分に名古屋を出る近鉄特急に乗る必要があります。その場合、難波には午後11時48分に到着します。
このルートのメリット
北陸新幹線を使わないので、金沢経由で大阪に行こうとする客と被らず、混雑しにくいと思われることです。
結論
冷静に考えると、金沢経由以外は使いにくいです。上に紹介した以外にも高速バスや飛行機もあります。
新幹線が止まりそうなときは、旅行や出張を避けるなど、なるべくトラブルを避けられるようにしたいですね。
↓航空券、空きがあるといいですね・・・
長野経由で新大阪から横浜まで行った話です。
東京から金沢経由で大阪に帰った話です。
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