新幹線のぞみグリーン車に乗る。何がいいの?

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新幹線のぞみのグリーン車に乗ったことはありますか?

一旦乗ると指定席に戻れないのぞみのグリーン車のメリットや、お得な情報をお伝えします。


グリーン車、もしかして高すぎ?

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グリーン車の値段は主に距離で決まります。 

新幹線の東京〜新大阪間は、グリーン車に乗ると19,590円かかります。
指定席が14,720円なので、4,800円の課金です。

約2時間20分なので、1時間あたり2000円の課金となります。

1時間2000円もあれば、ネカフェに余裕で滞在できます。
そのくらいの価値がグリーン車にあるかというと疑問です。でも、後に紹介するとおり、EX予約を使うと結構安く乗れちゃいます。

あえて、長く乗れる「ひかり」や「こだま」のグリーン車に乗るのもいいかもですね。




のぞみグリーン車の車内

のぞみのグリーン車は、普通車とは異なり、疲れ具合が違います。


しっかりしたシート
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普通車の板状シートとはわけが違います。疲れの具合が違います。
隣に人がのってこないことも多いですし、隣に乗ってきてもひじ掛けが広いので圧迫感を感じません。


靴を脱いでくつろげるフットレスト
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フットレストがあります。正直これがなくても、僕は靴くらい脱いじゃいますが。


「のぞみ」と「みずほ」グリーン車の違い

みずほのグリーン車は、のぞみのグリーン車と全然違います。

座席の快適さを決めるレッグレストが、のぞみのグリーン車にはありません。

同じ新幹線でも、九州新幹線の「みずほ」「さくら」、北陸新幹線にはレッグレストがあり、のぞみははっきり言って負けています。

山陽新幹線で大阪までの利用の場合は、割引を度外視して座席だけ見れば、間違いなく「みずほ」「さくら」のグリーンを選ぶべきです。だって、快適ですもん。



グリーン車のメリット

普通車にない、グリーン車の主なサービスは、

  • おしぼりがもらえる
  • ごみ回収の人がまわってくる
  • 車内販売を使える
  • 個々にコンセントがある
  • 「時代の先端を行く雑誌Wedge」がもらえる


もっとも、のぞみのグリーン車に乗る人は、こうしたメリットを感じて乗っているわけではなく、何となく乗っているだけだというのも理解しています。


おしぼりの使い道が謎
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のぞみのグリーン車でもらえるおしぼり、皆さんどう使っていますか?


これをどう使うべきかは、今後も人類の大きな課題です。
結構しっかりしたおしぼりなので、拭こうと思えば顔やらなにやら全部拭けます。手をふくだけに使うにはもったいなさを感じる分厚いおしぼりです。


のぞみグリーン車に安く乗る方法

現時点で、もっとも手軽に安く乗る方法は、EX予約で3日以上前に予約することです。
これで通常よりも4000円くらい安くなってしまいます。

例えば、博多〜新大阪だと、指定席の通常料金に970円足したらグリーン車に乗れてしまいます。

【博多〜新大阪の場合】
 指定席(通常):1万5840円

 EX早得3(グリーン車用):1万6810円
 EX早得7(指定席):1万3140円
博多〜新大阪を走るみずほやさくらにはEX早得3の設定はないので、みずほやさくらよりも安く乗れてしまいます。

これが、山陽新幹線で「みずほ」や「さくら」ではなく、「のぞみ」を選ぶ唯一のメリットです。

ここまで安くなると、乗る価値が出てきます。


観光列車の旅



まとめ

のぞみグリーン車に乗るメリットは、
  • 指定席と比べて疲れが少ない
  • 山陽新幹線区間は、EX予約の早特を使うとさくらやみずほのグリーン車よりも安く乗れる
というものです。

普通車に戻れない覚悟で、乗りたい人は乗ってみてください。