花輪線乗車記(湯瀬温泉〜盛岡)

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8年ぶりに花輪線に乗りました。盛岡〜大館を結ぶローカル線です。

同じく盛岡〜鹿角〜大館を結ぶ秋北バスみちのく号の方が便利なので、長らく利用していませんでしたが、湯瀬温泉駅近くのホテルに宿泊したので使ってみました。
花輪線に乗るのは3回目くらいです。



時刻表に注意。

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列車は3時間に1本あればいい方で、日中はさらに少なくなります。今回も、7時半の列車を逃すと、、次は12時です。

並走するバスは1時間に1本、Wi-Fiつきで、何ならバスの方が安くて早いです。




無人駅での乗車券の買い方

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朝の湯瀬温泉駅。誰もいません。基本的に人はとても少ないです。
鹿角花輪駅には券売機がありますが、湯瀬温泉には何もなく、切符は買えません。



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鹿角花輪側から、2両の列車がやってきました。

切符がない場合、車内で切符を買います。
盛岡までの2時間を楽しませていただきました。


自�然を間近に感じる。

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兄畑付近。花輪線は米代川沿いを走り、八幡平を越えていくので、川や山並みがかなり間近に感じられます。


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11月頭は紅葉の時期。すべての山が色づいて美しいです。森の中を駆け抜けていく感じです。


花�輪線のトイレ事情

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花輪線の車内はこんな感じ。トイレはあり、そこが唯一機能面でバスに勝っているところです。

盛岡付近に至るまではあまり人は乗っておらず、おばちゃんの東北弁が心地よいです。

秋田から岩手へ超える区間は利用者が少なく、廃止どうこうの噂もありますが、中途半端に廃止しても、途切れている線路には全く価値がないと思います。そういう点でも、今回、台風で運休していたのが復旧したのはよかったです。


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こんなに川が近くに見える路線、あまり知りません。これは荒屋新町を超えた辺りです。


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山を越えて町に入ると、霧におおわれていました。これは平館のあたりです。

おそらく、晴れていれば岩手山が見えると思います。
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↑イメージ図。同じ日に高速から撮りました。

途中の好摩で花輪線の区間は終わり。いつの間にか増えた乗客と共に盛岡駅に滑り込みます。



盛岡駅到着

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盛岡駅では、IGRと同じホームにつくので、東北本線などに乗り換える方は乗り換え時間を見ておいてください。


最後に

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地元の方の多くは、高速バスに乗るようです。
18切符利用の旅行者も、お金がかかる盛岡〜好摩の区間(第三セクターの区間)を避けて、花輪線を敬遠しがちです。

乗ってみると、とても味のあるローカル線なのが、わかると思います。

また、僕は「乗りとおし」「乗り潰し」には意味を感じていません。下りてこそなんぼです。

別の記事で、鹿角花輪駅・十和田南駅途中下車の記事を用意していますので、是非見てみてください。


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