長野電鉄の特急ゆけむり号スノーモンキー号は、ひと昔前の車両を使って運行されており、走る鉄道博物館のようです。

今回の記事では、ゆけむり号の魅力と乗り方についてレポートします。
※2023年11月取材で、特段の記載がない限り当時、筆者が感じた情報をもとに記載しています。

ゆけむり号とは

20231121_203016
この車両、昔電車の本でよく見ませんでしたか?30年ほど前に読んでいた鉄道の本に載っていた記憶があります。

ゆけむり号は長野電鉄の看板特急で、過去に小田急でロマンスカーとして走っていた車両が使われています。
※小田急では、平成24年までこの種類の車両が走っていたそうです。結構最近でびっくりしました。

特筆すべきは先頭車両。運転席が上にあるので、前面がよく見えます。

これが、長野から湯田中を特急列車として走っています。


ゆけむり号の乗り方

20231121_192329
長野電鉄長野駅は地下にあります。新幹線の長野駅の善光寺口から出て右に出た地下です。改札前で野菜を売っているなど、独特な雰囲気です。

特急にはA特急とB特急があり、扱いが違います。

ゆけむり号がB特急の場合、券売機で100円高い特急券付きの券を買うといいです。

ゆけむり号がA特急の場合、先頭車両の1号車は指定席となるので、特急券の他に指定券300円が必要です。指定券はネット購入もできちゃいます。



ゆけむり号の展望席

20231121_192407
ホームに降りると、既に停車していたゆけむり号。遠くから見ても、最前列の座席がよく見えますね。


20231121_192454
横から見たところ。僕が乗るB特急は先頭車両でも自由席なので、追加料金なしで乗れます。


20231121_192652
写真右上は運転手が乗り込む場所です。写真右下の荷物マークが書いているところからはしごでのぼっていきました。


20231121_201821
座席は普通です。南海の特急こうやとか、名鉄のパノラマスーパーの座席とか、あぁいったものに通じます。



ゆけむり号の設備

  • コンセントはない。
  • Wi-Fiはない。
  • リクライニングしない。
  • 隣の席との間に肘掛けがない
  • テーブルもないようなもの
  • トイレもない
前面展望以外は特にいいところありません。


20231121_202004
いざ先頭に乗ってみました。夜はあまり見えませんが、それでも迫力はあります。



長野駅で買ったソースカツ丼の弁当を食べるつもりでしたが、上記のとおり設備が微妙な上、なんとなく人目が気になったので、宿でいただくことにしました。


この後湯巡りもしないといけないのですが・・・

そんなわけで、次回は、渋温泉の外湯を一泊二日で回った話です。