西九州新幹線の基本情報
2022年に開業した長崎新幹線(西九州新幹線)について、知らない人も多いと思います。この記事では、主に大阪の方が長崎に行く時向けに長崎新幹線について書いておきます。
西九州新幹線とは何?
長崎新幹線は、2022年に新しく開通した新幹線で、佐賀の武雄温泉から長崎を結ぶ路線です。博多から長崎を直接結んでおらず、乗り換えが必要です。
西九州新幹線の各駅
長崎新幹線の駅は、わずか5駅。
武雄温泉、嬉野温泉、新大村、諫早、長崎です。
今回下車していませんが、嬉野温泉は温泉地として、新大村は長崎空港のアクセスに、諫早は島原鉄道の乗り換えに使えますね。
長崎新幹線の時刻
大阪から鉄道で長崎に行く場合の最速の時間を書いておきます。
大阪から長崎までの列車の始発/終電は?
新大阪午前6時のみずほ601号を使うと、武雄温泉10時発のかもめで10時31分に長崎に到着できます。
終電は、午後7時20分新大阪発で、午後11時39分に長崎につきます。
博多から高速バスを使う場合は、午後7時54分に新大阪を出ると、午前1時4分に長崎につきます。
高速バスに乗ると1時間遅く到着しますが、2500円安く到着できます。
長崎の方は、博多に出る場合は乗り換えを避けるために結構バスを使うようです。
長崎から大阪までの列車の始発/終電は?
長崎を午前6時17分のかもめ2号に乗ると、新大阪には10時37分に到着できます。
終電は長崎午後7時14分発。新大阪には午後11時37分に到着します。
西九州新幹線の予約方法
西九州新幹線を予約する時の注意点です。
インターネットでの長崎新幹線の予約方法
大阪の人は、JR西日本のe5489を使うのがよいです。
JR九州のネット予約もありますが、切符の種類によってはJR西日本の駅では受け取れず、受け取りに苦労する場合があるからです。
駅窓口での長崎新幹線の予約方法
普通に、予約してください。
少し注意して欲しいのが、博多から武雄温泉までを一人でグリーン個室に乗り、武雄温泉から長崎まで新幹線に乗って長崎に行くパターンです。
これ、特殊な切符らしく、発券に超時間かかりました。
長崎新幹線の乗り換えについて
博多駅で「リレーかもめ」などの在来線特急に乗り、武雄温泉で西九州新幹線に乗り換えます。
向かいのホームに列車が止まっているので、荷物をおろしたり色々と面倒なところはありますが、乗り換え自体はとても楽です。
乗り換えの在来線特急は以下のような感じです。
787系のリレーかもめ号など。グリーン個室が連結されています。
「みどり」「ハウステンボス」など。普通の特急列車です。
在来線特急にはいずれにもWi-Fiがないのは残念です。
長崎新幹線の車両について
西九州新幹線の車両はこんな感じ。
東海道新幹線などを走るN700Sと同じ種類ですが、さすがJR九州なだけあって、デザインが違います。
側面にはすごく大きく「かもめ」と書かれています。
自由席車両と指定席車両から構成されていて、グリーン車はありません。
僕が乗車したのは、指定席でした。
JR九州らしい木のシート。
座り心地は・・・東海道新幹線のものよりは好きかもしれませんが、好みの問題でしょう。
どこかで見たことのあるシートですが、どこで見たかが思い出せません。
全席にコンセントがついていて、ひじ掛けから出すタイプのテーブルです。乗車時間はせいぜい30分程度なので、お弁当を広げたりする時間もありません。このくらいで十分なのでしょう。
Wi-Fiやトイレはちゃんとあります。
長崎本線の特急「かもめ」で長崎まで行っていた時代は、諫早付近の海沿いがすごくキレイだった印象がありますが、新幹線になって海から結構離れてしまったため、特に、面白みのない車窓でした。
長崎新幹線に大阪から乗るには?
大阪から西九州新幹線に乗ることはできません。
必ず、博多と武雄温泉の2回乗り換える必要があります。
長崎まで行くには飛行機の方が早いので、大阪の人には縁のない新幹線かもしれません。
長崎新幹線以外の選択肢「ふたつ星4047」
西九州新幹線の走る武雄温泉〜長崎間には、観光列車「ふたつ星4047」が走っています。この列車は、長崎本線または大村線経由で各駅のもてなしを受けながら走る列車です。地域を感じながら移動できるので、旅行にもってこいです。
別の記事で紹介しているので、是非、ご覧になってください。
長崎の旅を楽しんでください!
大阪の人が長崎に行く機会は少ないはず。
飛行機と新幹線のどちらで行くか、是非悩んでみてください。
古い記事ですが、長崎県といえば離島。
長崎から船が出ている五島列島を旅したときの旅行記を置いておきます。
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