高森湧水トンネル公園の所要時間や行き方。実は鉄道遺構なんです!
熊本・高森といえば外せない観光スポットは、「高森湧水トンネル公園」。このトンネルは、南阿蘇鉄道を語る上で、外せないスポットです。7年ぶり3回目の訪問で感じたことや、観光地情報をレポートします。
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前回訪問時の記事がこちら。熊本1泊2日で無茶苦茶な行程の旅をやりきっています。
この記事を書いた人:曖昧
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高森湧水トンネル公園の所要時間
高森湧水トンネル公園の所要時間は30分を見てください。
トンネルは550mあり、一番奥まで行って戻ってくるのに距離がありますし、通路が狭いので、団体さんなどがいると、前がつっかえて早く動けません。
高森駅からの往復を考えると、高森駅で1時間あれば、訪問可能です。
ちなみに入場料は大人300円、小学生100円、それ未満0円です。
高森湧水トンネル公園って何なの?
トンネル内部はこんな感じ。水がつめたいからか、ひんやりしています。写真の箇所はふさがれていますが、真ん中には水の流れがあります。
トンネルを出たところはこんな感じ。南阿蘇鉄道付近までこの流れは続いています。
地図を見ると分かりますが、このトンネルは、南阿蘇鉄道(旧国鉄高森線)に関連する遺構なんです。国鉄高森線は、今は高森止まりですが、元々高千穂まで延伸して、国鉄高千穂線とつなげる計画がありました。実は、高森と高千穂って結構近くて、車だと40分。高速バスも走っているくらいなんです。そのトンネルを2km掘っている時に、水脈にあたってしまって、トンネル工事が断念されたという歴史があります。高森町内の水源数か所も枯れたそうです。
高森と高千穂が鉄道でつながっていたら観光としてはとても便利だった(但し、高森から阿蘇観光ができる前提)ように思います。ただ、高千穂鉄道が結局廃止になり、このトンネルも廃トンネルになっただろうことを考えると、この異常出水事故でトンネルが観光地化されたことも、住民には気の毒ですがプラマイとしてはプラスだったのかと思いました。
高森湧水トンネル公園での楽しみ方
ひんやりとしたトンネル内に入ると、七夕のイベントがまだ行われていて、きれいな七夕飾りが迎えてくれます。地元企業や保育園、公的な団体がそれぞれ作っているようです。涼しげな感じでよきです。
中央には水が流れています。落ちたらきっとたくさんお金を拾えますが、びしょびしょになりますので注意して歩いてください。通路は結構広いですが、追い抜くときや追い抜かれるときには注意してください。入口付近には魚も泳いでいました。
イルミネーションがきれいです。インスタ映えするんじゃないでしょうか。知りませんけど。これは、トンネルの最奥部付近にあります。
最奥部には、ウォーターパール(水と光のしかけ)があります。うまく撮影できていると思いますが、水の粒が落ちているように見えますよね。そう見えるだけで、実際には次の写真に写っている感じで、普通の噴水です。
こんな感じの、数本の噴水です。
この奥が、観光で行けるトンネルの一番奥なので、ここで引き返します。飲む用の水はここではなく、トンネル上の湧水館の前で汲んでください。
実際には、ここから1.5km先までトンネルがあるようです。
まとめ
高森湧水トンネルは、高森に行ったら絶対に行っておきたいスポットです。
特に、暑い日に行くと、身体が冷えてよろしいです。
ちなみに、食事はここから歩いて行ける「山見茶屋」がおすすめ。
別のページで紹介しますね。
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