九州観光列車おすすめ8選!管理人の経験を基にランキング付け!

九州は観光列車王国。2024年現在、九州にはJRに11(七つ星含む)、その他の鉄道に6つ(かな?)の観光列車があります。旅行は、移動も楽しめると、より楽しめます。「おすすめ8選」としているのは、何を隠そう管理人が乗ったのが8つだからです。この8つの列車を忖度なく評価し、最後にランキングにするので、九州観光の参考にしていただければ幸いです。旅行会社なども絡んでいないため、全く忖度していませんし、理由を付した相対評価なので、ランキングは役立つと考えます。
この記事を書いた人:曖昧

出張や日常のはざまにおでかけしています!
30代の関西人です!!
九州観光のアクセントに観光列車はいかが?
あそぼーい!
熊本〜別府を走る特急です。特徴的な見た目をしています。子供向けな面が強く、3号車の「くろえもん」は和歌山電鐵の「たま駅長」的可愛さ。お子さんが遊ぶスペースがあるので、長時間乗車も苦にならないかと思われます。車内販売では、特製のあか牛のお弁当もあり、阿蘇の山々を見ながらの旅が楽しめるはず。弁当を食べたい人は事前予約をしてくださいね。
特に、先頭車両の前面展望は特筆すべき。この席はネットでは売っておらず、窓口でしか購入できないので、せっかく乗るなら窓口で空きを聞いてみると吉。
筆者は、熊本〜立野しか乗っていないものの40分程度の乗車があっという間に終わったので、きっと別府からの乗車もあっという間だろう。おそらく子連れにも人気のはず。そんな理由で、おすすめ度は★4つ。
詳細情報
運行区間:熊本〜別府(豊肥本線)
運行日:土日
運行本数:1日1往復
運行時間:約3時間30分
車内販売:〇
予約方法:ネット予約 (jrkyushu.co.jp)
指宿のたまて箱
鹿児島より南、鹿児島中央と指宿を結ぶ観光列車。おすすめ席は、桜島の見える東側。列車停車時に、玉手箱を開けたときのような白い煙が出るのが見所。車内販売はあるものの、あまり印象に残っていない。乗車時間は約50分と短く、普通列車と比べたときの割高感は否めない。
楽しみたい人は、指宿のたまて箱弁当など、事前予約してみて。弁当を食べていたら一瞬で着くと思われる。
おすすめ度は、★2つ。
詳細情報
運行区間:鹿児島中央〜指宿(指宿枕崎線)
運行日:毎日
運行本数:1日1往復
運行時間:約50分
車内販売:〇
予約方法:ネット予約 (jrkyushu.co.jp)
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指宿のたまて箱の乗車記
かわせみやませみ
熊本〜宮地(阿蘇の向こう)を走る列車。あそぼーい!や九州横断特急の区間列車的な感じ。あとで紹介するゆうすげ号との乗り継ぎがよく、阿蘇観光には利用価値あり。ただし、あそぼーいのような面白さはなく、量産型のD&S列車といった印象。車内販売はもちろんあるが、特筆すべきものはなく、評価としては★2つ。
こんな感じの車内。水戸岡デザインの車両に何度か乗った人であれば、よく慣れ親しんだ車両といえるだろう。
詳細情報
運行区間:熊本〜宮地(豊肥本線)
運行日:土日
運行本数:1日1往復
運行時間:約1時間30分
車内販売:〇
予約方法:ネット予約 (jrkyushu.co.jp)
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熊本から立野まで乗ってみた。
ザレールキッチンチクゴ
西鉄が運行するレストラン列車。柳川に行く便もあるが、福岡〜福岡の便もあり、移動よりも食に振りきっている。食事付きで1万円程度と決して安くないが、食事以外にも手作りのおもてなしが楽しめる。完全予約制で、最低の人数もあるので、早めに予約しておきたい。
沿線に特筆すべき景観はないが、いつもの路線を楽しむ列車と言える。価格対効果という点では、★3つ。価格を考えなければ、★4つ。
二日酔いの日に行くべきではない。食事自体は1万円払っているだけあって、おいしい。
詳細情報
運行区間:西鉄福岡〜大牟田(もしくは西鉄福岡〜西鉄福岡)
運行日:木〜日、祝
運行本数:1日1〜2本
運行時間:コースによる
車内販売:〇(※ドリンクの追加注文、グッズ)
予約方法:西鉄 地域を味わう旅列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」
二日酔いの日に乗ってみた。
36ぷらす3
九州を一週間かけて一周する列車。駅によってはおもてなしがあったり、車内でイベントもある。
博多〜鹿児島中央という昔の「つばめ」のように運行したり、宮崎空港〜大分と運行したり、ルートは様々で、区間乗車もできるので、利用シーンは様々。小倉〜博多という利用も可能。

イベントは多く、席も様々。小倉〜博多しか乗車していないので真髄は分からないが、その列車内でもクイズを行ったり、沿線紹介をしていた。列車の弱点は、車と違って途中下車がしにくい点だと思うが、その列車の弱点が緩和されていた。おそらく、全区間乗ったら楽しいだろうという想像で保管して、★4つをつける。
詳細情報
運行区間:九州各地域(曜日により異なる。)
月曜日:博多⇔博多
木曜日:博多→鹿児島中央
金曜日:鹿児島中央→宮崎
土曜日:宮崎空港→大分
日曜日:大分→博多
運行日:火水を除く毎日
運行本数:1日1〜2本
運行時間:曜日により異なる
車内販売:〇
予約方法:ご予約・お問い合わせ | JR九州 | 36ぷらす3 (jrkyushu-36plus3.jp))
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小倉〜博多まで乗っただけの記録。
ふたつ星4047
西九州新幹線の走る武雄温泉〜長崎間を在来線ルート(上下で異なるルート)を走る列車。停車するほぼ全駅でおもてなしがあり、列車にのっているだけでも途中下車したような気分にさせる。特筆すべきは事前予約制のお弁当。汁もれするので車内で食べるのがおすすめだが、こういった弁当でこれまで食べた中で一番に近いくらいのおいしさだった。
共用スペースは36ぷらす3と非常に似ている。四国の「ものがたり」列車に近い過ごし方ができる。
行きは新幹線、帰りはふたつ星という使い方もでき、利用しやすさと旅に選択肢を与えるという点で、★5つとしたい。
詳細情報
運行区間:長崎〜武雄温泉(長崎本線経由(長崎行)、大村本線経由(武雄温泉行))
運行日:
運行本数:1日1往復
運行時間:約3時間
車内販売:〇
予約方法:ネット予約 (jrkyushu.co.jp)
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ふたつ星4047の乗車記。あわただしい乗車であった。
ゆうすげ号
南阿蘇鉄道を走るトロッコ列車。豊肥線の観光列車と相性が良い。これまで色々な観光列車に乗ったが、車掌の沿線紹介を聞いて途中下車をしようと思ったのは初めてだ。そのくらい、何でもない沿線を楽しく紹介するし、各駅も楽しく紹介してくれる。この列車に乗った後、僕のように5km沿線を歩いていることだろう。
沿線は特になにもない。阿蘇のカルデラの田園風景が広がる。トロッコ列車なので風を感じつつ、時には家畜のにおいも感じつつ進んで行く。
沿線の探検をしっかりすると★4つ。単に乗るだけなら★3つ。
詳細情報
運行区間:立野〜高森(南阿蘇鉄道)
運行日:土日祝
運行本数:1日2往復
運行時間:約50分
車内販売:×
予約方法:トロッコ列車について|南阿蘇鉄道 (mt-torokko.com)
旅行記は現在、準備中。
ゆふいんの森
博多から由布院を通って別府まで向かう特急。九州の観光列車の先駆け的な存在といえるでしょう。1989年生まれなので、筆者と同じ年齢です。博多から利用できるので、観光に使いやすい。内装はテンションは上がるものの、特別に優れているという感じではなく、車内販売で食べ物を買ってのんびりすごす感じ。緑の車体が格好いいし、少し目線が高いハイデッカーなので、景色がよく楽しめる。
由布院観光も、観光地観光地しており、中国人が多いのでぼちぼち。このゆふいんの森も、他の列車も同様ですが中国人が多い気がする。
★3くらいにしておく。
詳細情報
運行区間:博多〜別府(由布院。久大本線経由)
運行日:毎日
運行本数:1日3往復
運行時間:約3時間
車内販売:〇
予約方法:ネット予約 (jrkyushu.co.jp)
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ゆふいんの森ではなく、由布院に行った旅行記を載せておく。
おすすめランキング
星5つ:ふたつ星4047
星4つ:36ぷらす3、あそぼーい
星3.5:ザレールキッチンチクゴ、ゆうすげ号
星3つ:ゆふいんの森
星2つ:かわせみ、やませみ
以上、管理人による九州観光列車の評価でした。
未乗の列車がいくつもあるので、今後も九州出張を利用するなどして、観光列車に乗っていきたいです。
七つ星は乗る予定がありませんが、或る列車やいちろく・かんぱち(いずれも3万円くらいする)は、予約さえとれれば、近いうちに乗車する予定です。
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