しまかぜとひのとりはどちらがおすすめ?
近鉄の花形特急列車「しまかぜ」「ひのとり」どちらに乗りますか?
この2つの列車は、走っている区間がほとんど異なるので、比較するのもおかしいかもしれませんが、電車好きならどちらに乗るべきか、違いや料金などまとめてみました。
ひのとりとしまかぜの区間の違い
ひのとりは、
基本的に難波〜名古屋間(たまに難波〜奈良)
しまかぜは、
基本的に難波、京都、名古屋〜賢島
を走っています。
ひのとりとしまかぜのどちらに乗るべきか迷うのは電車好きの子供を抱えた親くらいかと思います。
ひのとりとしまかぜの料金
しまかぜを使うと、特急料金とは別に『しまかぜ特別車両料金』が必要ですす。
例えば、大阪難波から賢島まで1050円、宇治山田まで840円です。
個室の場合、さらに1室1050円がかかります。
ひのとりを使うと、特急料金とは別に『ひのとり特別車両料金』が必要です。
例えば、難波〜名古屋のレギュラーシートが200円、プレミアムシートが900円です。
電車好きのお子さん持ちなら、基本的にしまかぜに乗って欲しいですが、移動のための列車としては「ひのとり」のプレミアム車両はかなり優秀。3回くらいは、感動して乗っていました。
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ひのとりプレミアムシートに乗って、乗り心地を確認してきました。
ひのとりとしまかぜの座席
しまかぜは、高い特別車両券を取るだけあり、全てがスペシャルです。
普通の席、サロン、和風個室、洋風個室の大きく4種類の席があります。
しまかぜと伊勢志摩ライナーのいずれも、ネット/コンセント完備です。
通常の席(プレミアムシート)
しまかぜの1,2,5,6両目はプレミアムシートとなっています。
特に、1,6両目は少し高いハイデッカーの席となっています。
座席は3列で、車のようなシートです。
席の構造上、小さい子供連れ(未就学児)の場合でも、1席必要だと思います。
膝を休めるレッグレストもありますし、なかなか混んでいるのでベビーカーを置くのは現実的でないと思います。
テーブルはこんな感じ。食事をするのにもいいですし、パソコン作業くらいであれば可能な大きさのテーブルです。後で紹介する伊勢志摩ライナーのテーブルよりもはるかに良い設備です。
飽きたら誰でも使えるレストラン席に逃げるのもありです。難波行きの場合、鳥羽を超えたあたりからは、比較的空いている印象があります。
サロン席・個室席
サロン席は、4人から6人のグループのみが使える席。
4人家族の場合はこの席がおすすめ。人気ですが、4人以上のグループでないと使えないので、そこまで強い争奪戦にはならない印象です。
1編成に1室しかない洋風個室と和風個室は、1か月前の10時半にすぐに埋まってしまうくらいの人気座席です。こちらの席であれば、子連れやグループで少々騒いでも大丈夫です。個室ですから。こちらの席は、3人以上で利用する必要がありますが、大人2人と子供1人の切符(乗車券含む)で、特に指摘なく乗ることができました。
この記事も見て!しまかぜ洋風個室に2人で乗った時の記録です。
ひのとりはプレミアム車両がおすすめ!
ひのとりのプレミアム車両は、「バックシェル」でいくら倒しても後ろの方へのお声がけは不要です。レッグレストもあり、新幹線グランクラスなみの乗り心地を誇ります。この価格で乗れる割には快適。
ひのとりのレギュラーシートもバックシェルが採用されています。乗り心地は普通ですね。座席間のひじかけには、不満です。
ひのとりに乗るなら圧倒的にプレミアムがおすすめ。
ひのとりのプレミアムシートに乗った旅行記です
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ひのとりとしまかぜのどっちがいいの?
以上のように書きましたが、ひのとりとしまかぜのどちらに乗るべきか、僕の考えを書きます。
しまかぜに乗るべき場合
- カフェ・食事を楽しみたい場合
- 大きめの弁当を食べたい場合(特に1人の場合)
- 豪華な旅をしたい場合
ひのとりに乗るべき場合
- 食事は不要な場合(特に1人の場合)
- シートでのんびりしたい場合
- 挽きたてコーヒーを飲みたい場合
遊び目的なら圧倒的にしまかぜです。
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ビスタカー階下席についてまとめました。この席は半個室なのに料金が通常席と変わらず、騒いでも周囲からあまり気にならない位置にあるので、子連れにおすすめです。
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