近鉄と新幹線のどっちがいいのか。

最近、東海道新幹線が止まることも多く、迂回路を探す機会が増えています。
大阪から名古屋までの交通手段としては、
- 東海道新幹線
- 近鉄
- 高速バス
- 東海道本線(在来線)
主にこの4つが挙げられます。
結論:迂回路としては在来線が優秀
先に書きますが、新幹線に代わるルートとしては、在来線が優秀です。
新幹線が止まると、近鉄ばかりがクローズアップされますが、新快速を使うと名古屋から大阪までは約3時間で到着します。近鉄だと名古屋から難波まで2時間かかるので、目的地が大阪駅周辺やそれよりも西であれば、列車の接続によっては下手したら新快速の方が早く大阪に到着します。
料金を抑えたい場合も在来線が優秀です。
特急を使わない場合は、3410円です。近鉄特急だと4990円です。
迂回を考える場合、新幹線が動かない理由が、名古屋以東の問題であれば、在来線も十分に選択肢に入ります。
ポイント
快適を求めるなら近鉄「ひのとり」一択。

名古屋から難波に行く場合、最も快適かつ安い手段は近鉄特急「ひのとり」です。
この列車は1時間に1本ほどしかありませんが、いくら席を倒しても許される「バックシェル」で気兼ねなく楽な姿勢で大阪に行くことができます。
特におすすめなのがプレミアムシート。

更なる課金が必要にはなりますが、レッグレストもあり、座席の快適さは東海道新幹線グリーン車をも上回るといっても過言ではないでしょう。こちらの席で過ごす2時間は、あっという間です。車内販売はないものの、挽きたてコーヒーを味わえる自販機があるので、そちらでコーヒーを買ってぐったりしながら大阪に向かえば、人間だめになるくらい快適です。

通常の席はコスパ的によくはありません。
その他、これも1時間に1本ほどアーバンライナーも走っています。アーバンライナーはひのとりよりも遅い特急なので、時間を気にする方にはあまりおすすめできませんし、快適さも「ひのとり」と比べて2ランクほど下回ります。
新幹線が止まっている場合、その原因が名古屋以西のものであれば、自然と迂回路は近鉄になります。
大正義?東海道新幹線

東海道新幹線は、新大阪〜名古屋を1時間以内に走破し、本数も多いので大正義といえます。
運賃と特急券は6880円で、在来線と比べると3000円で2時間短縮できるので、実はコスパも悪くありません。
但し、最近理不尽な運休が続いており、台風の影響を極めて受けやすい点が弱点です。
僕は東海道新幹線は、名古屋〜大阪の旅行には必ずしも向いていないと考えています。
その理由は、
- 特に最近はインバウンドもあり、混む。
- 早く着きすぎて弁当がゆっくり食べられない。
- 飽きたので、日常感から脱せない。
この3点です。
大阪から先、JRに乗る場合は、運賃で有利なので新幹線一択だと思います。
大阪から先、JRに乗る場合は、運賃で有利なので新幹線一択だと思います。
高速バスが安すぎる。
高速バスに乗ると、在来線と同等の所要時間で、在来線よりも安く到着できます。高速バスの弱点は定員が少ないことですが、チケットを勝ち取れれば3000円かからないくらいで名古屋〜大阪を移動できます。
渋滞で少し遅れることがあるので、鉄道よりは定時性がありません。
時間に余裕がある場合は、お金がなければ高速バスですね。
予約
まとめ
この記事の結論としては、- 平常時・・・新幹線
- 旅/出張を楽しみたい・・・近鉄
- 確実に行きたい・・・在来線
- 安く行きたい・・・高速バス
とします。
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