松島訪問記:松島チケット売り場で考えてみた
日本三景を見るなら、松島遊覧船が有名です。
ところで、松島の観光船は、複数の会社が営業しています。
調べるのが面倒・・・そんな人のために、遊覧船の会社を比較しつつ、何も考えずに訪問した日のことを書いてみました。
《取材日:令和6年9月》
この記事を書いた人:曖昧
30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。
出張や日常のはざまにおでかけしている30代の関西人。
松島観光船のコース・会社の紹介
インターネットで見る限り、現在の松島観光船を営んでいるのは、以下の2社です。
注意して欲しいのが、前者の松島島巡り観光船企業組合。あたかも公式かのような名称ですが、あくまで会社のうちの1つに過ぎません。
仁王丸コース:所要時間50分/1500円(グリーンは+600円) https://www.matsushima.or.jp/
『丸文松島汽船株式会社』
政宗コース(遊覧):所要時間50分/1500円(グリーンは+600円)
芭蕉コース(松島⇔塩釜):所要時間50分/同上
遊覧コース案内|松島観光の遊覧船は丸文松島汽船
ニュー松島観光船のサイトを見ると、丸文松島汽船になっていたので、吸収されたのでしょう。
丸文松島汽船の芭蕉コースでは、松島⇔塩釜の移動ができます。
仁王丸と政宗は、コースがやや異なりますが、ぶっちゃけ、だいたい一緒です。
松島へ行くならあおば通からがおすすめ
さて、こうした情報も知らないまま、9月のある日、僕はあおば通から仙石線に乗り、松島海岸へ向かいました。
宿の位置にもよりますが、松島に行くなら、仙台から乗るよりもあおば通から乗る方が必ず座れるのでおすすめ。仙台から乗った人の一部は座れていませんでした。
松島海岸駅には、40分ほどで到着しました。
疑惑の乗船券販売所
駅前に乗船券発売所があり、皆さんそこで吸い込まれるようにチケットを買っていました。
でも、待ってください。
松島海岸駅から船着き場までは5分ほど歩くんです。
船着き場にチケット売り場がないはずありません。
何か隠されているに違いない、と思い、そこではチケットを買わずに船着き場に向かいました。
船着き場で知る混雑度
10時50分頃、船着き場に到着し、11時の船に乗ることにしました。
ここでも客引き?案内の人?がたくさんいて混乱したのですが、政宗コースという一周50分ほどの遊覧船を選びました。仁王丸よりちょっとだけ高かったと思います。
ナンダこの行列は?と調べてみると、さっき駅前で売っていた仁王丸。
対して、こちらの政宗コースはがらがらです。
一階の一般席。飽きたあとに寝っ転がるのに最適。みてのとおり、がらがら。
二階のグリーン席(追加料金なしでした。)。それなりに人がいました。
屋上デッキ。基本的にずっとここにいました。犬の連れ込み可みたいです。
出発前に見ると、仁王丸はデッキが人でごった返していました。駅前で「松島島巡り観光船企業組合」って書いて売っていたら、お客さん入るでしょうね、そりゃあ。それで、囲い込みに成功しているんでしょうなぁ・・・たくさん乗っていて、奴隷船みたいに見えました。
今回に関しては、確実に『政宗コース』が正解でした。
たくさんの人をのせて、後ろからついてきた仁王丸は、途中でコースを分かれてどこかに行ってしまいました。
松島には、色々な島があります。こういう観光地の人は、なんでもかんでも名前つけたがるなぁ。
「仁王島」は、「葉巻を吸いながらベレー帽をかぶった仁王様に似見える」なんて言っていましたけど、そんなん仁王様じゃなくて別人じゃないですか。
ぶっちゃけ、天気がよくなかったこともあり、大したことはなかったです。
結論
どの船に乗るか決めている方は別、決めていないのであれば、桟橋で混雑具合を見つつ、購入するのがよいかもです。駅前で購入して損をする可能性は十分あり得ます。
特に平日に関して、事前予約が必要とはいえませんが、予約することで割引がききます。
とはいえ、桟橋に行ってから、空いている方に好きに乗ることをおすすめします。
詳細なレポートは別記事で。
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