永平寺の自動運転「ZENdrive」に乗って来たよ！
禅宗の総本山「永平寺」に行くときに行っておきたい、楽しい乗り物を紹介します。
バスだけで行くのはもったいないですよ。
次代を担うかもしれない自動運転です。
たった100円で体験できます！アトラクション的に体験してみませんか？
《取材日：令和６年１１月８日》
この記事を書いた人：曖昧
30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。
出張や日常のはざまにおでかけしている３０代の関西人。
ZENdriveって？
永平寺口から永平寺までの間で行っている自動運転の実証実験です。2024年11月現在、エイへ地の一つ前のバス停の荒谷から志比までの２ｋｍ程度を運行しています。運転手は不在で、AIと遠隔操作によって運行されています。全国で初めての無人運転「レベル４」の許可を得ました。
乗れるの？料金は？
実験と聞くと敬遠してしまいそうですが、一般の方も乗れます。
場所：永平寺町荒谷２３−１
運行日：土日の１０時から１５時（１２時〜１３時は休み）
運行時間：２０分間隔での運行
運賃：大人１００円、中学生以下５０円
片道２ｋｍを１０分ほど
HP:https://www.town.eiheiji.lg.jp/200/206/208/p010484.html
時速12kmで片道約10分間乗れちゃいます。アトラクションとして考えると破格。
冬季(12月〜2月)は運行していないので注意してください。
上の写真を見てわかると思いますが、かつて永平寺口から永平寺まで結んでいた京福電鉄の廃線跡を使っています。
だから、鉄道好きにもなかなか刺激的なんです。
話題の自動運転に乗ってみた！
まずは、荒谷から永平寺に向けて乗ってみました。赤い道の真ん中にある黒いルートに誘導線が敷かれていて、その上を走行します。
ゴルフのカートのような感じです。自家用旅客運送なので白ナンバー。公道も走れますし、自動運転から切り替えるときは二種免許なしで運転できます。
7人乗れて、おすすめ席は最前列。景色も見れて、ハンドルが勝手に動く様子を近くで見ると不思議な感じがします。
鉄道廃線なのできれいな道。左が行きの線、右が帰りの線です。一応サイクリングロードですが、この日は平日ということもあり、ほとんど、いや全く人が歩いていませんでした。
時速１２ｋｍをなめていましたが、意外と速いです。
だいたい僕が走っていた時のスピードが1km=4.5分だったので、それと似たようなものでしょうか。
結構急停止、急発進を繰り返すので、これ以上速いとしんどくなるかもしれません。
後ろを振り返るとこんな感じ。日陰があると、モノだと認識されて停止するので、日陰のあまりない曇りの日が一番よいみたいですね。
夜はAIカメラが十分に機能せず、運行できないようです。
進路上に人やモノを関知すると警告して減速したり、止まるようですが、今回の乗車中にはそのような場面はありませんでした。
例えば、こことかかなり停止しました。
料金箱が死ぬほど原始的。現金のみです。
私見
ZENdriveの方から色々お話を聞きました。現在は何かがあった時にすぐに駆け付けれる場所に係員が必要で、運行経費もかなり大きいようです。
タクシー／バスの運転手不足が地方を中心に問題になっており、その解決策として自動運転も期待されているようですが、なかなか実現には遠い状態ではないか、と感じました。
実証実験でしっかり蓄積して、地方の交通機関の改善につなげてほしいと心から思います。
最後に
難しいことも書きましたが、アトラクションとして体験するにはすごく楽しい乗り物です！
観光利用するなら、
�￣癖浸�参拝
��帰りにZENdriveで自動運転を体験
�Ｎ戮砲△襦屬蠅Δ爾鵝廚箸いΧ焦�屋や、絶品のごま豆腐屋「團助」に寄る。
�ぅ丱垢捻癖浸�口駅／福井駅／芦原温泉に移動
こういった流れがおすすめです！
是非、話の種に使ってみてくださいね。永平寺は子供が行ってもつまらないですが、これは絶対お子さんも喜ぶはずです。だって、僕が楽しかったですから。
コメント