特急きらめき2号グリーン車の乗り心地は・・・

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博多と小倉の間を走る在来線特急「きらめき2号」。

外の地域から見ればマイナーな特急ですが、この列車は、博多と小倉の間を通勤ライナー的に走っている列車で、17時40分に博多を出て、福間・赤間・折尾・黒崎・戸畑と止まり、18時31分に小倉に着きます。

新幹線も走るこの区間を、小倉に用もないのにあえて乗車し、乗り心地を確認してきました。




《取材日:令和6年12月4日》

この記事を書いた人:曖昧

30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。


 sakana



出張や日常のはざまにおでかけしている30代の関西人。







特急きらめきの料金

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特急きらめきに乗るには、特急券が必要です。
1号車がグリーン車と指定席、2号車から6号車は自由席となっています。

博多〜小倉間の特急料金
  • 自由席 600円
  • 指定席 1130円
  • グリーン車 1900円

ネット予約だともう少し安くなります。決して安くはありませんが、仕事帰りになるべく楽に帰りたい人にとっては、利用価値があるのだと思います。


ただ、博多〜小倉間の新幹線自由席が990円で、半分以下の時間で小倉まで行けます。
指定/グリーンで博多〜小倉に乗るのは、明らかに割に合いません。




きらめき2号の車両

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きらめき2号は、「白いソニック」などで使われている885系が使われています。他のきらめきの多くは、黒い787系が使われていて、グリーンよりも上のDXグリーンや、グリーン個室があります。

小倉〜博多でDXグリーンなんて誰が使うのだろうと思いますが・・・


グリーン個室に一人で乗ったことがあります。787系のグリーン個室って寝っ転がりながら移動できてすごいんですよ・・・詳しくは上の記事を見てみてください。
この記事も見て!


きらめき2号のグリーン車の座席

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さて、グリーン車は1号車の半室。この先はグリーン車の切符を持つ人しか入れません。ソニックのロゴがとてもおしゃれに見えます。

ん?ソニック・・・?
この後、取材目的で白いソニックのグリーン車に乗る予定があるのですが、この時初めて、白いソニックの車両とこの車両が同じだと知りました。



 sakana



帰りの切符を払い戻ししたい・・・





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きらめき2号のグリーン車には、専用の電話スペースと専用のトイレがあります。博多から小倉まで乗っても50分なので、こんなところで過ごすくらいなら自由席行けよと思いますが。


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室内はこんな感じです。たった15席。小倉まで乗る中で、僕以外で乗っていたのは1人のみ。その方は途中の駅で下車しました。

当然、博多〜小倉間を乗りとおしたのは僕だけ。新幹線よりも高くて遅いのですから、そりゃそうです。



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席はこんな感じです。ちょっと頼りない席ですが、座り心地はそこそこ。フットレストがないのが減点要素です。すぐ後ろの車掌室は、スモークがかかっていて、車掌の視線を感じません。机は折り畳み式で、木なので良い感じ。温かみを感じます。


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床が木なのと、照明がいい感じで落ち着きます。


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荷物置きは、飛行機のように開閉するようになっています。少し小さめなので、巨大な荷物を持っている人にはおすすめできません。そういう人は、電話スペースにでも荷物を置かせてもらうしかないのでしょうね。

コンセントとWi-Fiがある点が、自分的には評価が高かったです。
ただ、左右に結構揺れますね。



きらめき2号グリーン車のおすすめ席

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5番の席は、前のテーブルはこんな感じのカウンター的なものになっています。
こちらの席がおすすめ。謎の絵も見えますし。

荷物の多い人は、後ろにも荷物がおける1番の席がおすすめです。


乗ってみた感想

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まぁ、そこそこです。

あえてグリーン車に乗るのは、余程の物好きかか、人目を避けたい人くらいでしょう。らくラクはりまのグリーン車とか、びわこエクスプレスのグリーン車に乗った時と同じような感覚でした。

読書は、捗りましたよ。

そして、こんなことにお金を使う罪悪感に襲われています。


小倉に行って何をしたのか・・・詳しくは追ってご報告しますので、是非ブックマークしてください。