グランクラスに乗る価値はあるのか
東北新幹線と北陸新幹線に設定されている、最上級クラスのグランクラスに乗ると、快適に移動ができます。
高くて快適なのは、当たり前。
飲食ありのグランクラスのコストパフォーマンスについて考えてみました。
《取材日：令和５年》
この記事を書いた人：曖昧
30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。
グランクラスのコスパについての結論
結論、グランクラスのコスパは良くないと考えます。
お金が余っていたり、特別な時だけにどうぞ。
グランクラスのコスト（料金）
グランクラスに乗るには、グリーン料金よりも高いグランクラス料金が必要です。
料金にはAとBがあり、Aが飲食提供あり、Bが飲食提供なしです。
飲食提供ありの場合の料金です。
- 東京〜新函館北斗 ２万０４００円（指定席：１万１７３０円）
- 東京〜新青森 １万３６００円（指定席：７７３０円）
- 東京〜長野 １万１１９０円（指定席：４６７０円）
- 東京〜敦賀 １万９３８０円（指定席：７６３０円）
新青森・上越妙高を跨ぐかどうかで大きく料金が変わります。
グランクラスのパフォーマンス（サービス）
グランクラスに乗るメリットは、�［匹ず太覆砲覆襪海函↓�飲食提供を受けられることの主に２つです。
良い席になる
グランクラスの座席は、多分革のいい椅子。
疲れを感じさせることがありません。
パソコンの音も注意されるほどに静かな環境で、眠ったり読書するにはもってこいです。
しかし、静かにしてくださいと言われると逆にそれはストレス。
指定席との違い
こちらは北陸新幹線E7系の指定席。
東海道新幹線の板のような座席と異なり、それなりに座りやすく、僕は好きです。
東北新幹線E5系の指定席の写真は撮っていませんが、座り心地はほぼ同程度だったと記憶しています。
気がねなく会話できる点が通常席のメリット。
「居酒屋新幹線」のような大胆なことも、通常席だからこそできることでしょう。
グリーン車との違い
こちらも北陸新幹線E7系のグリーン車。
レッグレストがうれしいです。足元も広くて快適ですが、身体が太い人は大変かもしれません。
座り心地はグリーン車より少し上程度ですが、グランクラスではスリッパがもらえて履ける点がメリット。
食事・飲み物が出てくる
グランクラスの最大の魅力は、飲食が出てくること。「はやぶさ」と「かがやき」でのみ提供されています。本当に軽い軽食と、ドリンクの飲み放題です。
経験上、長野〜東京も盛岡〜東京も４杯程度が限界でした。
これがあるせいで、ゆっくり寝るのがもったいなく感じます。
でも、正直、飲み放題よりは、買い込んでセルフ飲み放題をする方が楽しいでしょう。
こちらは、東海道新幹線をあえて小田原から乗った日のひかりの車内での酒盛りです。車内での酒盛りと、途中駅での居酒屋をあわせても、グランクラス料金を下回ります。
グランクラスの一番の問題点は、お得感を感じないことですね。
その理由はわかりませんが・・・
グランクラスのコスパは悪い。
グランクラスのコスパは、指定席／グリーン車と比べて悪いと言わざるを得ません。飛行機のファーストクラスに相当するものですが、そこまでの価値がないというか、ブランドがないというか・・・
一般席の居住性がいいことや、飛行機のような充実したラウンジがないことのその原因かもしれません。
以上から個人的には、グランクラスはお金が大事ならおすすめしません。
特別な日や、お金が余っている日にどうぞ。
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