かにカニはまかぜグリーン車乗車記

かにカニはまかぜグリーン車乗車記
冬になると、「かにカニはまかぜ」という臨時列車が運行されます。

2024年1月〜3月の間、「はなあかり」車両が連結されて、グリーン車として運行されており、その乗車記を記します。



《取材日:令和7年2月2日》

この記事を書いた人:曖昧

30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。



はなあかりの座席のあれこれ

はまかぜの座席
はなあかり車両の座席はこんな感じです。椅子は乗車時には通路側を向いています。


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椅子の下にあるレバー(木の部分)を使うと、椅子を窓側に回転させれます。
この椅子、リクライニングはできませんが楽です。


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テーブルにあるライトのところにコンセントがあります。Wi-Fiはあるのですが、僕の携帯が古すぎるせいかつながらず・・・


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結構この花が邪魔で、一度立ち上がると座るのが少しだけしんどくて。結構荷物棚が低いので、頭上に注意してください。頭打ちました。

とりあえずおとなしく窓側を向いて座って、1杯目と朝食を楽しんでいました。朝食を食べるなら、事前に購入しておくのが吉です。車内販売では腹の足しになるものはありませんし、姫路駅でのホームでの購入もばたばたするからです。


このほかにスーペリアグリーンなどの席があります。



かにカニはまかぜの車窓

この列車は、大阪から、姫路を経由して、播但線というローカル線を通り、城崎温泉、香住を経由して浜坂に至ります。

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山陽本線の見どころと言えば、須磨〜明石当たりの車窓。海がかなり近く、明石海峡大橋もよく見えてきれいですよ。見慣れた風景ですけどね。

普通の特急列車と違うところは、ところどころで、沿線の解説があることです。

明石駅からは、2号車で車内販売が始まります。少し前に、アテンダントさんがメニュー表と記念品を配りに来ました。

車内販売については、別のページをご覧ください。

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姫路駅での6分停車中にホームの自販機で水を買ったついでに2号車に行き、六甲ビールを買い、自席でぼーっとしていました。


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車内販売を行っている場所は一応共用スペース。
結構ずっと売店の人がいるので、居心地はよろしくないですね。

和田山までの間には、アテンダントさんが席に回ってきて、記念撮影タイムがあります。一人で乗っている人にも容赦なく声がかかります。

一人でこういう写真撮る人、いるのでしょうか・・・

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いそうですね。



和田山駅でも少し長く停車していました。
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和田山駅の車庫は屋根がない状態でした。

何か作る予定なのでしょうか。少し前は、色々とプロジェクトがあったようですが。


はなあかりのトイレ、おむつ替えシート

はなあかりのトイレ、おむつ替え台
はなあかりのトイレは、観光列車の車両なだけあって広々。
結構きれいで、オムツ替えシートも使いやすそうな感じでした。

この列車にベビーカーを置くのは困難そうなので、この列車はあまりにも小さい子連れにはあまり向いていないです。子供のために1席確保せざるを得ませんし・・・



はなあかりのグッズについて

はなあかりのグッズ
ぼーっとしているうちに、城崎温泉駅に到着しました。城崎温泉駅に着いてみると、はなあかりのグッズが売っていました。そもそもあまり魅力的なものはありませんが、車内で購入する必要はなさそうです。

上の写真は、いただいた記念品です。



はなあかりグリーン車に関する感想

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特にそんなに楽しいことはなく、はなあかりは何かと併結されているときではなくて単独で走っている時に、純粋な観光列車として乗るべきだと思いました。