お手軽。奈良行きミジュマルライナー乗車記

近鉄特急「伊勢志摩ライナー」が、新たにラッピングされ、「ミジュマルライナー」としてデビューしました。時々ある奈良行きに乗ると、お手軽にミジュマルライナーを体験できちゃいます。
《取材日:令和7年3月1日》
この記事を書いた人:曖昧
30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。
奈良行きのミジュマルライナーのダイヤ

ミジュマルライナーは、基本的には伊勢・志摩へ向けて走る列車。
休日ダイヤ、大阪難波駅を午後5時40分発の伊勢志摩ライナー奈良行き(奈良午後6時14分着)に充当されることがあります。
『充当されることがある』ということが重要で、めちゃくちゃ限られています。
2025年3月でいうと、月3回のみ。
乗ろうと思っている方は、必ず特設サイトを確認してください。
奈良行きのミジュマルライナーに乗ってみて

お昼に運行日だと気づき、何の用もないのに難波駅から乗車。車両運用の関係か、夜の奈良行きは「ひのとり」「アーバンライナー」「伊勢志摩ライナー」など、珍しい列車が走っています。
ミジュマルライナーは、伊勢志摩ライナーのミジュマルラッピング車両。車両全体にミジュマルがラッピングされている特別な列車です。
この便は、初めて運行される奈良行きミジュマルライナーだからか、結構な乗車率でした。
そして、先頭は思ったよりもあの列車に似ています。

僕の乗った車両はレギュラーシート。シートは全てミジュマル仕様になっていて、ドアなどもミジュマルラッピングされています。乗っているだけでテンションがあがってしまいます。
奈良行くのにテンション上げてどうやねん、という想いはあります。

シートのカラーは、車両ごとに違っています。
泉北ライナーみたいな感じですね。

こちらがドア。かわいらしいです。進化後のおぞましい姿も想像できないくらいにかわいらしい。
発車する時に、僕が聞いたことのない車内チャイムが流れましたが、ミジュマルライナー特有のものかは、わかりません。

近鉄奈良線といえば、大阪平野を一望できる額田付近の車窓がイチオシです。少し前まではこの時間帯の特急に乗っても何も見えませんでしたが、3月1日、確実に春が近づいています。

しかしどれだけミジュマル仕様で、どれだけテンションがあがっても、レギュラーシートのテーブルはとても小さくて、食事などはできないのが悲しいところです。
乗車記念スタンプをもらいました。
台紙がないので用意ください。
4号車にあるスタンプの方が押しやすくておすすめです。
台紙を忘れたので、押しました。仕事用のスケジュール帳に。

サロン・ツインは子連れにおすすめ。伊勢志摩ライナーの魅力はここにあります。
机も大きいし、何よりもこの座席は、座りやすくて疲れないんです。2人〜4人の旅行に是非活用してみてください。
デラックスは、ラッピングもない普通のシートでした。

4号車と5号車の間には、ミジュマルが展示されているブースがあります。写真撮影におすすめ。確か、普通の伊勢志摩ライナーではカウンターになっている場所です。
乗っているお子さんや、電車好きのおっちゃん(僕含む)が写真撮影をしていまいた。
西大寺で、橿原神宮前行きの伊勢志摩ライナー(赤)と並ぶシーンがありました。
乗車時間30分は飽きずにちょうどよい長さです。
まとめ

伊勢志摩ライナーって、元から、伊勢への子連れ旅行におすすめな列車だと思っていました。
今回のラッピングで、可愛く、さらにテンションの上がる列車になっているので、これから伊勢志摩に行こうと考えている方には是非お勧めしたいです。
この奈良行きミジュマルライナーは、ものすごく本数が少ない珍しい列車ですが、特に子連れには、奈良までの30分くらいの時間をより快適に過ごせること間違いありません。
時間があえば、乗ってみてはどうでしょうか。
奈良行きミジュマルライナー。
・・・時間は合わないと思いますが。
奈良に到着したときも、奈良感は全くなかったです。
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