『HIGHRAIL1375星空』乗車記

星空観察ができる列車はご存知ですか?
小淵沢から小諸まで結ぶ人気の「HIGHRAIL」は、JRでもっとも標高の高い路線を駆け抜ける人気の観光列車。
今回は、その夜行便、「HIGHRAIL1375星空」の魅力に迫ります。
《取材日:令和7年4月19日》
この記事を書いた人:曖昧
30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。
ハイレール1375星空はどんな列車?
この列車は、JR小海線を走ります。小海線はもっとも高い場所を走る列車で、最高地点は、なんと1375m!
小淵沢駅を19時22分に出るので、景色を楽しむことはできませんが、野辺山駅では星空観察会が開催されます。
佐久平や小諸まで約2時間半です。
乗車時刻
ドアがあいたのは、19時12分ころでした。
東京からの「あずさ44号」に乗ると、20分ほど何もないところで待つことになります。
座席や車内設備
それほど豪華なものではありません。
ほどほどです。
2号車→窓を向いた席がある。売店あり。
1号車→普通のシート。星空観察の設備あり。
車内Wi-Fiでは、星空に関する知識や、前方や後方についた車載カメラが楽しめます。
インターネットが使えるWi-Fiやコンセントはありません。トイレはあります。
一号車にある星空観察の施設。
雨天の時に使われるようです。
おすすめ座席
ありません。
どうせ外なんて見えないのですから。
車内販売
発車するとすぐに予約制のお弁当の配布があり、その後に、1号車の端で車内販売があります。
お弁当は、星空観察会のあとに食べることをおすすめします。
星空観察会
野辺山駅では、約50分の停車。天気が良ければ「星じい」の案内で星空観察会が開かれます。
あかさこの日は空が霞んでおり、満天の星空とはなりませんでしたが、何十年ぶりかに、北斗七星や春の四角形などを観測しました。
観光列車で天体観測をするのは新鮮で、専門家の解説も楽しく、なかなかよかったですよ。
携帯で構いませんが、ライトの持参をおすすめします。
雨の場合は、車内の設備での妥協を余儀なくされるようです。
車内での過ごし方
- 弁当を食べる
- 時々車載カメラに出る鹿を探す
- 売店でビールをいただく

カメラに映った鹿。電車がブレーキをかけたとき、すぐに見てください。
予約時の注意事項
全席指定席なので、事前予約が必要です。
「えきねっと」でチケットレスを利用することを強くおすすめします。
JR東日本の窓口はかなり混んでいて、紙だと直前の変更が絶望的だからです。
実際乗ってみた感想
「夜の高原を走る観光列車」ということで、乗る前からわくわくしていました。
僕の席は、二人がけをひとりで占領。
知らない人と相席なら地獄でした。
車載カメラに二度ほど鹿が出現しました。
「星じい」の登場にわく車内。
星が見えたら野辺山駅で星空観察をするということです。この時点では開催は微妙ということでした。
野辺山駅では薄い雲がかかっているものの、どうにか星が見えました。
最近、星を見たことはありますか?
少しの間、無になれました。
予定を変更して、佐久平で下車して新幹線に乗り換えました。上田まで10分ほど。
旅費
乗車券:1340+840
弁当:1300
車内販売:不明
合計:3480円
費用対効果を考えると、悪くない旅です。
頭をからっぽにできて落ち着ける、そんなひとときを過ごしてみませんか。
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