GRAN天空子連れ乗車記

令和8年4月、ついに南海高野線が観光列車をリニューアルし、「GRAN天空」という観光列車が走り始めました。今回は、「GRAN天空」を子連れで車内販売を楽しんだ乗車記をご紹介します。
《取材日:令和8年5月16日》
この記事を書いた人:曖昧
30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。
GRAN天空の基本情報

GRAN天空は、令和8年4月24日にデビューした、大阪南部を走る観光特急で、大阪の「なんば」駅から和歌山県高野山のふもとの「極楽橋」までの南海高野線の主要区間全線を走ります。
1日2往復あり、令和8年5月現在では、特に土日は狙った列車に乗車するのが困難な状態にあり、かなり前からの予約をしておくことがおすすめです。
予約は、従前の南海の特急列車のサイトではなく、GRAN天空専用のサイトで行います。
リニューアル前の「天空」があまりよくなかったのは、予約システムが電話のみだったことですが、こちらの予約サイトは比較的使いやすいと感じます。
食事付きの高いコースばかりが目につきますが、食事なしで乗れば比較的リーズナブルで、難波から乗る場合は、極楽橋まで1700円、九度山以北で1100円です(こどもは半額)。
子供が6歳未満の場合でも、座席を占有する場合はこども料金が必要だという認識です。この列車で、子供を膝に乗せるのは困難ですから、基本的には子供料金が必要だと考えるべきでしょう。
難波行きの車内販売は、九度山〜金剛のあたりまで行われていました。
観光列車によく乗る側からすれば、よくあるラインナップの域を出ないとは思います。
GRAN天空に九度山から乗ってみる
僕の出身は、河内長野市。幼稚園に入るころには列車を眺めながら過ごしていたので、僕も娘を「教育」するために、「GRAN天空」に乗せに行きました。
なんば〜九度山:おむすび食べるために大運転で

行きは、今や1便となった、極楽橋直通の急行列車。
外国人客が全体の6割程度乗車していました。
九度山にある「おむすびスタンドくど」で昼食を購入するには、この列車で行くのが一番楽なのです。
娘は比較的鉄道が好きなものの、1駅乗ると「まだ下りないの?」というような、長時間乗車に耐えられないタイプ。
「あれ、通天閣だよ」
「あそこにあるでっかいビルのぼりたいねぇ」
「パパは小さいころあそこに住んでたんだよ」
「あの白い塔、歩くんだよ」
などとごまかしながら、約1時間を過ごしました。

最初は都会を走っているのに、
30分も経つと、懐かしい田園風景になり、美加の台のトンネルを抜けると山。
橋本から先は、山岳鉄道のようにうねうねと進んでいく。
南海高野線は、とても魅力的だと思います。
「ちんちん電車」のことを教えた時に、娘のツボにはまったみたいで、結構大変なことになりました。
マジで終わったと思いましたが、周り外国人ばかりだったのでぎりセーフでした。

1時間で九度山駅へ。
「おむすびスタンドくど」での昼食

九度山駅構内には、「おむすびスタンドくど」というおむすび屋さんがあります。
構内にあるウッドデッキや休憩所で、飲食が可能です。
キャッシュレスも使えます。
九度山駅を選んだのはこれが理由です。
「おむすびスタンドくど」は再訪ですが、5年も経つと結構値段上がってますね。
物価上昇おそるべし。

ここで昼食をと考えていたのですが、娘には面白くなかったらしく、ジュースを飲むばかりでおにぎり半分くらいしか食べてくれませんでした。
おいしいんですが、子供うけとなると、難しいのかもしれませんね。
ここでアマチュア無線交信をされている方がいらっしゃったのがすごく印象に残っています。
ロマンありますね。
子連れなら、高野山よりも九度山でおにぎり食べたり、道の駅に行ったり、橋本で紀の川に行ったり、という利用方法が良さそうです。
GRAN天空の座席、車内販売

トイレ行く行かないでけんかしつつ、30分ほどしてやってきた『GRAN天空』に乗車。

今回乗車した2号車の内装はこんな感じで、従前の天空と似たような感じですね。
今回利用した座席。

ちょっと子供には大きいかなぁ。
座り心地は普通です。
トイレはありますが、ベビーカーは無理でしょうね。

九度山駅では数分停車するので、ホームでおにぎりも買えます。
今の車内販売のラインナップからすれば、おにぎりを買って天空の中で食べるのは、かなり現実的な選択肢です。

九度山駅発車後から、車内販売が始まります。
橋本駅に着くまでずっと列にならんでいた気がしますね。
紀の川は少しゆっくりわたっていました。

橋本あたりから難波までだと、食事をするほどの時間はありませんね。ゆっくりと飲み物を飲んでいると、あっという間に難波についてしまいます。
そういった理由で、食事付きプランがあわただしくないのか、少し疑問に思います。

地元を観光列車が走っていくのは感慨深いものです。

娘に、新旧天空のカードをもらいました。
古い天空は、今どこにいるのでしょうか。
古い天空はこんな感じでした。
子供と一緒の乗車でしたが、本当にあっという間。
(快適だからというよりも、ずっとメロンパン食べる食べないで怒っていたような・・・)
まとめ

天空の乗車時間はあっという間でした。
娘と喧嘩を続けていたからか、難波〜九度山のちょうど1時間の乗車では少し足りない感じで、難波〜極楽橋の1時間半に乗ればちょうど良いくらいなんだろうな、と思いました。
サービス等は、一般的な観光列車と同じようなもので、それなりに特急券もかかります。
関西でおそらく一番いい観光列車『青の交響曲』と比べると、少なくとも車窓に優れており、「GRAN天空」には乗る価値があるといえるでしょう。
行き「GRAN天空」、帰り「こうや」とかがいいんですかね。
これは、流行りますよ。
このブログでは、国内の鉄道旅行を中心とした、旅行に役立つ旅行記を不定期に投稿しています。
思ったことを忖度なく、そのまま書いていきます。
お役に立てばシェア&読者登録していただけるとありがたいです。



インスタグラムも是非よろしくお願いします。

コメント