糸魚川にヒスイをとりにいった話(リベンジ)

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新潟〜富山の沿岸部では、国の石「ヒスイ」が拾えます。
近くの姫川の上流などから流れつくので運任せです。
ある晴れた冬の日、ヒスイ拾い体験をしてきました。
赤いヒスイや青いヒスイ・・・そういうものを拾う夢を見るくらい楽しみにしていたヒスイ拾いレポートです。



ヒスイ拾いをする前に!

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ヒスイの勉強をしてから行きましょう。

フォッサマグナミュージアムなどが好ましいですが、糸魚川の駅(ジオパルと逆、日本海口側)でもヒスイの展示や販売が行われているので、自分が探すべき石がどのようなものかがわかります。

ヒスイの原石は1000円〜くらいで販売されているので、1個買ってから行くと、ヒスイの手触りや特徴がわかっていいかもしれません。

僕は、この過程を飛ばしたので、『全てがヒスイに見える』という現象が起こりました。



ヒスイ拾いができる場所:ラベンダービーチ

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鉄道駅でいうと、「越中宮崎」から「えちご押上ひすい海岸」あたりまでは、ヒスイ拾いが盛んにおこなわれています。まずは、ラベンダービーチに行ってきました。

ラベンダービーチは、糸魚川駅から1駅。青海駅から徒歩5分ほどです。

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ラベンダービーチは、ラベンダーヒスイが取れると言われる場所です。

写真では分かりにくいですが、波が結構強くて、波打ち際を歩いているとすぐに波にもっていかれます。絶対に必要なのが長靴で、濡れてもいいズボンが必要です。

↓ こうなります。
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ヒスイを拾うための棒を持っている方も多いです。石が波にもっていかれる速度が速いので、そういった棒はあった方がいいと思いました。

波打ち際は、地面の傾きがすごいので、かなり歩きにくいです。注意してください。


ヒスイ拾いができる場所:押上ヒスイ海岸

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こちらは、夕方4時ころのヒスイ海岸です。
最寄り駅は、「えちご押上ヒスイ海岸」駅。糸魚川駅からは徒歩15分ほどです。
ラベンダービーチから移動する際は、必ず電車か車で移動してください。


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ラベンダービーチから歩くと1時間以上かかりますし、途中、川を越えるのに難儀したり、糸魚川市街付近は消波ブロックばかりで浜がなく、辛い思いをしながら歩く羽目になります。

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こちらも小石が主体のビーチ。
夏には海水浴場になりますが、急に深くなるのであまり泳ぐには適していないようです。


結局、ヒスイ取りをするなら、糸魚川駅から少なくとも1駅の移動は必要です。どうしてもお金がなくて徒歩で移動したい場合は、押上にあるヒスイ海岸をおすすめします。


ヒスイ拾いは朝がおすすめ?

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ヒスイ拾いをするために糸魚川に宿泊して、朝5時半に起きて日の出とともに砂浜に歩いていきました。ビーチには既にヒスイ拾いの人が数人いましたが、基本的に釣りの方ばかり。午前7時くらいから人が増えてきました。

波は強いので、石の入れ替わりがかなり激しいです。
そのため、波打ち際の石を狙う方は必ずしも早朝でなくてもいつでもチャンスはあると思います。


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朝のヒスイとりが快適だったことは間違いありません。

初日は、午後1時から午後5時まで(うち1時間半は移動。30分くらいは飽きて座っていた)、2日目は午前6時から午前8時までヒスイ探しをしました。



結局、ヒスイは取れた?見分け方は?

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もうちょっと取りましたが、成果はこんな感じです。
右の2つは、光をほとんど通さないので違うのかなーと思います。


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上の写真の右においてあるのは、糸魚川の駅で購入したヒスイです。
それと比べると、左の石もヒスイと似ていませんか?

ヒスイの見分け方は、

  • 角ばっている
  • すべすべしている
  • 光を透過する
  • 結晶が見えてきらきらする
  • 白っぽい
  • 重たい(比重が3ぐらい)
このように言われます。
全て確認してみると、どれも比重が2.7くらいしかありませんでした。
光を通す石でも、これだけ軽いと石英とか、曹長石なのだろうと思います。

ただ、気になるのが糸魚川の駅で購入したヒスイも比重が2.8くらいだったことです。
一部だけヒスイとか、ヒスイの含有量が少ないとか、そういったこともあるのかもしれません。

そしたら他の石も・・・?

やっぱり、確実なことを知るためには、鑑定にもっていくしかないようです。


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これ、丸すぎるのでヒスイではないのでしょうが、きれいな石だと思いませんか。
単に自分のお気に入りの石を拾うのでも十分に楽しめると思います。


今回、明らかなヒスイは取れませんでしたが、夢にまで見るほどに楽しみにしていたヒスイ取り、楽しかったものの意外と過酷だとわかりました。

知識も装備も十分な準備をして、とった石を鑑定してもらうようなスケジュールで旅程を組むべきだと思いました。