【探検隊集合】足尾銅山のトロッコ列車が異常に楽しかったお話
栃木の足利に行ってきました。
足利を流れる渡良瀬川は、日本最初の公害事件である足尾銅山鉱毒事件で有名です。
ただ、田中正造が直訴したことや、今も有害な物質を沈めるためのダムがあることしか知りません。
一応、僕は仮にも公害環境系の人間。
ちょっと寄ったところ、とても楽しいところでした。
足尾銅山のトロッコについて、重点的に解説します。
足尾銅山はトロッコが楽しい!
足尾銅山を観光する時は、入口までトロッコに乗ります。
トロッコは、こんなやつです。
先頭に動力車がついていて、
後ろに客車がついている感じです。途中で動力車を切り離しても動きます。
洞窟の入口に入ってしばらくのところまで走っていきます。昔、マリオRPGでドゥカティという炭鉱が出てきましたけど、それを思いだしました。
坂道を上り下りするときだけ動力車がついていて、あとはトロッコだけで運転がされているようです。おそらく現役の時は、重い荷物を積んでいたので、常に動力車を使っていたのでしょう。
足尾銅山のトロッコは何分毎に運転している?
足尾銅山のトロッコに時刻表はありませんが、通常は15分ごとに運転しているようです。
0分、15分、30分、45分ですね。
そもそもトロッコに乗らないと入山できないようです。
足尾銅山のアクセスは?
わたらせ渓谷鉄道の通洞駅が最寄り駅です。
今回は足利訪問のついでに足尾銅山に行ったのですが、足利から優に二時間かかり、ちょっと足を伸ばすどころの騒ぎではありませんでした。
通洞駅の周辺にはお店はなく、現地で買い出すのはおすすめしません。
さぁ、足尾銅山を観光しましょう。
足尾銅山の観光受付はこの奥です。
入場料は830円だったか。
トロッコに乗るために追加料金は必要ありません。
といいますが、トロッコに乗ることが足尾銅山観光に含まれていて、トロッコに乗らないと足尾銅山観光は始まりません。
待合室に通されます。どうやら15分に1本のトロッコで入山するようです。わくわく。
足尾銅山のトロッコ所要時間は?
トロッコ乗車。日曜日の昼なのにお客さんは僕含め4人だけでした。
せっかくなので先頭に乗りますが、何も見えずです。
このトロッコの先頭を走る動力車(?黄色いもの)は、途中で切り離されます。
その後、右後ろにスイッチバック。この機関車は自動で動いていました。
機関車なきまま、トロッコだけで坑道に入っていきます。
乗ったことないですが、黒部渓谷鉄道の上部トンネルってこんな感じですかね。
鉱山といえばトロッコだと思っているので、鉱山でトロッコに乗れて感無量です。
人間かと思ったら模型でした。
少し進んだところにあるホームで下ろされ、鉱山探検は始まります。
客を下ろすと、トロッコは行ってしまいます。
200キロ以上洞窟が続いているそうな。
行けるところまでトロッコで行ってみたいものです。
トロッコが行ってしまった後のホーム。この線路がええですよね。鉱山が生きていた頃、実際に使われていたのでしょうか。それとも、単なる観光用なのでしょうか。
トロッコに乗る時間は約5分と短かったですが、十分わくわくできる時間でしたよ。
足尾銅山の観光に必要な時間はどの程度?
トロッコから下りると、坑道を歩きます。
さて、鉱山探検が始まります。
足元は少し濡れていますが、滑りません。
結構長くて、冒険心をくすぐられます。
銅。
鉱山の労働者の様子が、面白おかしく再現されています。なかなか興味を持って見れる内容ですね。
身長が175以上くらいの方は頭をかがめながら進んだ方がいいですね。身長170の僕で多分ぎりぎりの場所がありました。ごめんなさい身長ちょっと盛りました。
一通り探検を終えると、資料館があります。当時のトロッコだとか、
銅のインゴットだとか。メイプルストーリーで見たことあります。
鉱石が飾られています。
そこから間もなくして、外に戻ります。
洞窟探検にかかった時間は、だいたい20分でした。
さくがん機の体験コーナー。
めっちゃ、びっくりしました。
トロッコの線路があります。趣しかないですね。
待つとトロッコが坑道に出入りする様子を見ることができます。
足尾銅山が閉山する前からこうしたトロッコは使われていたようですね。
貨幣を作っていた時代に関する資料館がありました。なかなかわかりやすく展示されていましたよ。
出たところにはお土産屋もありました。
トータル1時間もあれば、足尾銅山の観光はできそうですね。
まとめ
足尾銅山は、歴史にあまり興味のない僕でも楽しめる内容の展示がされており、面白く感じながら鉱山の歴史を学ぶことができます。
トロッコも短い時間ですがわくわくできました。
わたらせ渓谷鉄道に訪問した際には、絶対行くべき場所ですね。
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