どこかにビューーン上越妙高。どこ行く?何する?

どこかにビューーン上越妙高は当たりかハズレか

JR東日本の特典「どこかにビューーン」で遊んできました。

東北行きたいな・・・という気持ちで裏ワザを駆使した結果、
『秋田・新庄・八戸・上越妙高』の中から、見事に上越妙高に決定!

正直、最初は「ハズレやん」でした。
でも、結果的にこれが「当たり」だったんです。

今回は、どこかにビューーンで上越妙高を「当てた」人のために、僕の旅の全貌をご紹介します。
すごく立派な「苗名滝」や、わくわくできる楽しいスポットも出てきます。


意外と良かったんですよ。意外と。


どこかにビューーンの計画段階の記事はこちら。
様々な裏ワザを駆使しながら、東北を目指します。

この記事も見て!



《取材日:令和7年6月13日》

この記事を書いた人:曖昧

30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。



どこかにビューーンで上越妙高!激しい落胆に襲われる。


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どこかにビューーンに申し込んだその日の夕方のこと。

メールで知らされた行先は、まさかの「上越妙高」。

正直なところ、


 sakana



何もないけど、北陸まわりで大阪に帰れば安いからまぁいいか。



という感想しかありませんでした。
僕の何となくの旅程は、こんな感じでした↓↓

上越妙高旅フロー

関西に住んでいると東北って遠いんですよね。
どこかにビューーンで示された他の候補地を見ると、秋田だと7年ぶり、新庄、八戸だと初めて。

これに対して、上越妙高は先々週通りましたし、去年も来ています。

唯一の利点は、そのまま北陸新幹線を使えば、WESTERポイントで敦賀まで帰れること。
あまり上がらないテンション。そのまま拉致されるかのように上越妙高へ向かいました。

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あっち乗りたかったなぁ・・・

カニチャーハン食べていたので、大宮からの乗車です。




上越妙高の唯一の利点:ホテルが安い

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上越妙高駅に到着したのは午後9時ころ。
今回の宿は、駅前のスーパーホテルでした。

上越妙高には、アパホテルと東横インもあります。

大手のホテルチェーンの中で、スーパーホテルは大浴場もあるし、朝食無料だし、部屋もきれいなことが多いので重宝しています。上越妙高のスーパーホテルも例外ではなく、フロントの方もとても感じのよい方でした(この宿、訪問2回目です。)。

逆に一番きらいなのはルートインです。

上越妙高の悪いところは、駅前にホテル以外何もないこと。
コンビニさえ、駅の向こうに1軒しかありません。
コンビニに行きたい人は、アパホテルに泊まるといいです。

僕は大宮のエキュートにあるカニチャーハンのお店で晩御飯を済ませているので、ホテルでは少しメール対応をして、ただ寝るだけでした。翌日のことを何も考えていないことに気づき、色々と調査をした上で2時くらいに寝ました。


カーテンを閉めずに寝ると、外の光で目が覚めます。
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外が明るいです。
時計を見ると・・・・4時半!?

一瞬午後4時半かと思って大焦りしましたが、午前4時半でした。
もうすぐ夏至ですもんね。


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いつも食べない朝食を食べた後、予定よりゆっくりチェックアウトです。
上越妙高駅のロッカーに全ての荷物を置いていきます。


大迫力の音と水しぶき!苗名滝に圧倒される

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朝8時に向かったのは、新潟と長野の県境付近にある苗名滝。
上越妙高からは、レンタカーの利用が圧倒的おすすめです。

公共交通機関を利用する場合、

  • 上越妙高から関山まで鉄道で移動
  • 関山から妙高山麓周遊バスで苗名滝へ(1時間。800円。)
こういうアクセス方法になります。

バスの時刻表、参考になりますかね。
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バスでは荷物も持たない僕を訝しんだのであろう運転手さんに職業を聞かれたことがきっかけで会話が弾みました。

運転手さん:「なぜこちらにいらしたんですか?」
ぼく:「JR東日本の企画きっぷで上越妙高があたって・・・」
運転手さん:www
ぼく:(頼むから気の毒そうな顔しないで・・・)


僕に別の予定がなければ、おそらく市営バスを使った楽しみ方は以下のものがベストでしょう。

バスを使ったおすすめルート:
関山駅→いもり池→苗名滝→燕温泉→関山駅

さて、駐車場から苗名滝まではおよそ10分。

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凄く大きな堰があり、既にわくわくしてしまいます。

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高所恐怖症の方、注意です。


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森の中の小道を進んでいくと・・・

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何かものすごい滝が見えてきてテンションがあがってきます。


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展望所から見た苗名滝。


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苗名滝は、最近見た中で一番立派な滝でした。

橋を渡ると展望スペースがあるんですが、その橋ではなく、川沿いのトレイルランのコースを進むと、滝をより近くで見ることができるのでお勧めです!(下の写真参照)

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レンタカーを強くお勧めする理由は、「便数が十分にないこと」。
駅に行く便はかなり限られています。

僕は、バスを待つほどの時間の余裕がなかったので、歩いたり走ったりしました。
苗名滝から妙高高原駅までは8kmくらいで、Google曰く徒歩1時間半。

ゆっくりランニングすれば、1時間ちょっとでつきました。
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道中の緑がとても美しかったです。

いもり池に寄ろうと思って走ったものの、そこまで体力的な余裕がなかったです。



宝石探しに夢中!ロマンあふれるヒスイ海岸へ

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苗名滝の後は、かなり長距離移動して、次の目的地であるヒスイ海岸を目指しました。ここは、その名の通り、運が良ければヒスイの原石を拾えることで知られる、ロマンあふれる海岸です。



 sakana



何度来ていることか・・・
それでもまだ見つかっていません。
今年3度目の糸魚川です。



何度来ても見つからないので、義務感に襲われ、何度も通っています。


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スケジュールの都合上、「えちご押上ひすい海岸」で1時間半ほどしか取れないので、必死にヒスイを探すんですが、こんな石の中からヒスイを探すのは到底無理です。

ヒスイってなんだっけ・・・?

と思いながら、1時間半下を向いて波をよけながら歩く作業です。

事前に勉強してから行くことをおすすめしますが、時間つぶしにはとてもいいですよ。
ヒスイ探しのコツみたいなものは別のページに書きます。

この日2万歩歩きました。



今回の収穫は・・・・?

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この石、どうでしょうか。今まで拾ってきた有象無象の石よりずっとキラキラしていますし、知らない手触りです。(ちなみに爪くらいの大きさしかないです)


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光を通すと、ちゃんと透過して、顕微鏡で見るとつぶつぶの結晶が見えました。
ヒスイだったらいいんですが、いつか鑑定してもらう機会があれば見てもらいましょう。

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他にもこんなきれいな石も拾えます。(ネフライトかな?)



糸魚川から『WESTERポイント超特典きっぷ』という切符を使えば、3000円くらいで大阪まで帰れるんですが、Twitterのフォロワーさん兼読者さんからの魅力的なお誘いがあって、急遽東京に戻ることにしました。



上越妙高おすすめのお土産・駅弁

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さて、上越妙高に来たら、駅弁は「ハイマート」の「鮭めし」や「鱈めし」で決まり。

駅弁にしては高い1600円ですが、凄く脂の乗ったおいしい魚をいただけます。僕は「鮭めし」の方が好きです。

この日は、お昼を食べていなかったので、帰りの「はくたか」でこれをいただきました。
ついでにエチゴビールも2本。


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お土産は色々ありますが、今のところ「笹だんご」が一番。
これからお会いするフォロワーさんのお口に絶対に合うと思ったんですが、残念なことに小さいものは売り切れでした。



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その後、渋谷の夜の街に消えていきました・・・


まとめ:上越妙高は「当たり」!

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今回の「どこかにビューーン」で決まった上越妙高への旅は、正直なところ当初は全く期待していませんでした。でも、苗名滝の圧巻の迫力と、ヒスイ海岸でヒスイっぽいものをようやく拾えたこと、東京でフォロワーさんと飲みに行ったことで、すごく当たりだった気がしてきました。

もし「どこかにビューーン」で上越妙高が当たったら、妙高高原や糸魚川の方まで足を伸ばしてみてください。そして、絶対にレンタカーを使ってください。きっと楽しく過ごせると思います。



今回乗りませんでしたが、上越妙高を走る日本酒列車「越乃ShuKura」はお酒好きにおすすめの列車です。


ザ・観光列車、雪月花はいかがですか。特別な車両で特別な食事をしながら過ごせます。少し高いですが、充実した大人の旅ができること間違いなし。



この記事も見て!昨年6月の東京出張の帰り道の様子です。



前回のどこかにビューーンの体験記はこちらです。


一昨年の東京出張の帰り道の様子です。
長野電鉄で、昔のロマンスカーや成田エクスプレスを堪能しました。


一昨年の東京出張の帰り道の様子です。黒部峡谷鉄道で秘湯を楽しみました。





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