青春18切符で紀勢本線に乗りにいった。

正直、乗り鉄に何の価値を感じるかは人それぞれだが、
完乗狙いならくろしおとワイドビュー南紀に乗って寝ていれば楽勝だ。
途中下車してこそ、18切符旅の価値があるのではないでしょうか。
しかも、特急が停車しない駅で降りること、これって特急ではできないレアな経験ではないでしょうか。

今回、地図を見て気になって訪問したのは、串本の手前のすさみ町にある「エビとカニの水族館」

最寄り駅は江住駅。


江住駅はこのような無人駅。
普通列車しかとまらない。紀勢本線は半分くらい特急なので、ここにとまる列車はかなり少ない。
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駅の回りも何もない。タクシーもない。バスはお察し。
この時も他に利用者は居なかった。
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江住駅から徒歩10分。エビとカニの水族館へ。

バスやタクシーはないが、エビとカニの水族館には十分歩いていける。
駅を出て海沿いを右側に真っ直ぐ歩いて10分程度だ。
行きは上り坂だが、帰りは下り坂なので帰りの列車に間に合いやすいのもいいところ。
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道の駅に併設されていて、入場料は大人800円と少々高い気がした。
ただ、それくらいの価値があるのではないかと思う。


中はエビとカニだらけ。

入館すると、入り口すぐそばでそれはもう大量のウツボが迎えてくれる。
こいつはやっぱり噛むと痛いのだろうか。
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エビとカニばかりではないではないか、と思ったところ、
次の水槽から甲殻類のオンパレードだった。

食べることができそうな系のエビ。大人しく動いていた。
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これも食べれるやつ。
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この海老も食べれるやつだったと思う。
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残念ながら、見ても
「海老!」「カニ!」としか感想がないので名前まであまり覚えていない。

こんな大きなヤドカリもいる。さすがに食べたくない。
イソギンチャクと一緒に過ごしているようだが、どんな気持ちなのだろうか。
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レッドビーシュリンプ。これだけは名前を覚えている。
カクレクマノミのような色をしているが、ちゃんと見ると海老なのが面白いところ。動画も撮ったのでよろしければご確認を。
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他にも色違いもおり、いずれもインターネットで買えるようなので、将来飼ってみたいなぁと思った。
この水槽はいつまでも見ていられる。

ザリガニたち。
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変わった色のザリガニ。毒とかありそうな色だけれど、多分ないと思う。
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エビ。オトヒメエビだったかな。
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エビ。ウツボと共生しているということ。海老がウツボの口のなかに入っていたが、年に何回かは事故が起こりそうだ。
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カニ。
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カラフルなヤドカリ。
透明な貝殻状の容器にヤドカリを住まわせ、貝殻の中ではヤドカリはどうなっているのか?という展示もあった。

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ふれあいも充実。タカアシガニが触れる。



この角度でタカアシガニを見たことはない。
どういう風に食べるのがいいか、という掲示もあり、笑えた。
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出口を出たところにヤドカリの釣りもある。
イカかなにかで釣るのだが、大きいものを釣るのは結構困難。

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カニの水族館のペンギンとカメ

出口を出たところにペンギンが何羽かいる。
まだこの水族館に来て間もないらしく、飼育員の与える餌を全然食べておらず、お客さんが気になって気になって仕方がないようだった。
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海亀に餌をやれる。餌を投げると、殺伐とした感じになり、海亀にゆったりした印象を持っているのならば、イメージは崩壊するだろう。
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エビとカニの水族館のおみやげに。


出口に缶バッジのガチャガチャがあった。20210801_153743






エビとカニの水族館では、十分に時間を潰すことができた。
800円の価値はあったと思う。
隣にある道の駅では、お刺身が安く手に入るので、旅のおともにいかがでしょうか。

そういうわけで、紀勢本線での旅にエビとカニの水族館への立ち寄りはおすすめ。

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