江差駅の現在・・・モニュメントだけが残る廃線跡

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かつて、函館から線路がつながっていた江差。2014年に廃止された江差駅の今を確かめに、旧江差駅にいってきました。


《取材日:令和7年9月》

この記事を書いた人:曖昧

30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。




 江差駅の現在

江差へのドライブがてら、旧江差駅によってきました。一般的に、廃線跡は、鉄道関係施設として活用されているケース、そのまま残っているケース、完全に撤去されているケースがあります。

駅舎跡地の利用状況と現状

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江差駅に行ってみると、駅舎だった部分に町営住宅がありました。駅舎は廃止後に取り壊されたようです。交通の結節点としての機能は完全に失われています。ロータリーが寂しく残っていました。


旧JR江差駅記念モニュメント

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駅跡地の一角に、ぽつんとモニュメントがあります。これが江差線の線路そのままなのかは、よくわかりません。


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モニュメントの部分以外は、線路は撤去されていました。

江差〜木古内間の遺構

旧江差駅付近には遺構は残っていないものの、木古内〜江差に至る道中の廃線跡は残されています。

線路は撤去が進んでいるようですが、場所によっては橋梁が残されています。

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ここは、江差駅から車で5分以内の場所。橋梁は途中で切られています。

木古内駅近くには、休日は廃線跡を利用したトロッコが運行されているのは有名な話ですね。ただ、僕は木古内から江差駅の間の道路でヒグマを見てしまったんで、怖くて行けませんが・・・



松前線と比べると・・・

帰りに松前に立ち寄り、松前線の遺構を探しに行きました。

時代の違いもありますが、松前駅の遺構は特にそれとわかるものは残っていませんでした。松前線と比べると、江差線は残されていますね。

松前線で以下の場所は、それとよくわかるものがよく残っていました。






以上のとおり、江差駅の遺構はあまり残されていませんでした。
人口減少社会とか、自動車社会への変化といいますが、中国を見るとものすごく鉄道網がはりめぐらされているわけで、やはりそれと比べると、結局は鉄道路線がなくなるのは、国力が失われている証拠だと思っています。

江差も、かもめ島の近くにある観光拠点が今年で取り壊されるというようなことが書いてあり、江差の未来はどうなるのだろうと思いました。



このブログでは、国内の鉄道旅行を中心とした、旅行に役立つ旅行記を不定期に投稿しています。


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