【北条鉄道】播磨下里駅で卵かけご飯のフードファイトをしてきた


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兵庫県播磨地域のローカル線、北条鉄道に乗ってきた。
以前に行ったことがあるが、五能線からキハ40系が移籍したと聞いて、
神鉄粟生線に乗るついでに乗りに行ったのだった。





播磨下里駅(兵庫県・北条鉄道)について

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播磨下里駅は、北条鉄道の終点・北条町駅の3駅手前の駅。
何もない。
この駅で降りた理由は、

「トイレに行きたいから」

という残念な理由。
北条鉄道にはトイレがないので、
危なくなると下車するしかない。
播磨下里駅のトイレは、とてもきれいに保たれていた。


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この駅舎は1918年に、プラットフォームは1917年にできたものらしく、
登録有形文化財の掲示がされていた。


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駅の外観。

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駅の待合室。
昔はここで切符を売っていたのだろうか。
播磨下里駅の駅ノートのクオリティが異常に高かったので、
是非見てほしい。なんなんこれ。


播磨下里駅前のランチ「ぬくもり亭」

北条鉄道は、日中1時間に1本しか列車がない。
播磨下里駅前にはランチを食べれるお店があると聞いていたので、
そこで次の列車を待ちつつランチをすることにした。

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駅のすぐ横、駅の北西といえばいいか。
この「ぬくもり亭」最近オープンしたらしく、
地元の人でにぎわっていた。
野菜を売っていたり、軽食を売っていたりする。
外で食べることもできるし、
中にもテーブルが3つほどあった。

卵かけご飯を食べる

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こちらのお店、
カレーやうどんなども500円程度で食べれたりして、非常にリーズナブル。
一押しは、卵かけご飯っぽかったので、卵かけご飯を注文した。
「夢美人」の卵かけご飯500円、
「夢王」の卵かけご飯700円、
食べ比べセット1000円。


卵の違いを比較することってあまりないので、
これは、食べ比べセットを頼みますよね。


フードファイトが、始まる。

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まずは夢王の卵かけご飯セットが運ばれてきた。
大きい茶碗一杯の鰹節ご飯に、
みそ汁と漬物と卵がついている。


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あぁ、立派な卵。


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かき混ぜて、いただきます。

机には醤油が3種類あり、
全部試したけれど、やっぱり辛口の醤油が好きだな、と思った。

お腹もすいていたので、流し込むように食べる。

食べているうちに、一つの疑問が湧いてくる。

「どうやって食べ比べるのだろう?」

このメニューは、夢美人と夢王の卵の食べ比べだが、
未だ夢美人の卵かけご飯は、卵さえ出てきていない。
ある程度食べ終わったところを見はからって、卵だけ持ってこられるのか、
少量のご飯と卵だけご持ってこられるのか。

もし、卵だけ持ってくるパターンだった場合、
食べきってしまうと気まずい雰囲気になってしまう。

漬物もみそ汁も残しておかないと、さすがに2杯目はしんどい。

そこで、ご飯とみそ汁と漬物を少し残した上で、様子を見ることにした。

店員さんがやってくる。
「もうすぐ、次のを持ってくるので」
そして、僕のトレーを持っていこうとする。

「あれ、もしかして、これ全部来るんですか?」

「はい。」

量の調整もできるようだったが、
チャレンジしてみることにした。


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みそ汁などをさらえて待っていると、間もなく運ばれてきたのがこれ。
トレーごと、新しい卵かけご飯セットが来た。
フードファイト・・・


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卵を割って、


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かけて食べる。

卵の色は夢王よりも薄く、味も少し薄いイメージを持った。
ただ、空腹時に食べた1杯目と、結構お腹いっぱいで食べた2杯目なので、
公平な判断はできないと思う。

とりあえずかきこみ、なんとか完食に成功。
食べ比べセットじゃなくて、卵かけご飯セット2つだな、これは。
いいですよ、ここ。
おいしいし、リーズナブルだし。

二択なら間違いなく夢王の方が食する価値あり。
両方食べる余裕のある方、お腹を空かせて挑んでみては。


関連情報

いくら駅舎に魅力があっても、それだけで途中下車するのはハードルが高い。
ぬくもり亭、播磨下里駅で下車するきっかけになるのでは。


卵かけご飯を食べた後、20分くらいかけて隣の長駅まで歩き、腹ごなしをした。
せっかくなので、播磨下里駅で降りたら、隣の駅も楽しんでおきたい。

動画をしたためました