伊勢志摩ライナーデラックスシートを解説!
伊勢に行くときにはもちろん、難波〜奈良間や奈良〜橿原間などの他の区間でも走っているので、通勤に疲れたときに使える列車です。
当ブログでこれまで紹介してこなかったデラックスシートの座席や設備について解説します。
デラックスシートの座席
伊勢志摩ライナーのデラックスシートは、1編成に1両しかありません。
京都側/大阪側/名古屋側の車両がデラックスシートになります。
席は1+2の3列で、コンセントがあります。座った感じは、さすがデラックスというところ。柔らかさもちょうど良くて、ゆっくりできる座席です。青の交響曲の席なんかと似ている気がしますね。サロンシートの席とも形状は似ている気がしますが、こちらはリクライニングするのがポイント。
リクライニングの角度は、それほど大きいものではありません。
後ろの方に迷惑をかけにくい程度の角度なので、安心ですね。
予約済みの席がどうかはランプでわかります。
床もいい感じのシートがひかれています。これは、レギュラーシートとの違いですね。
凄く残念なのがこちらの机。レギュラーシートと変わらない大きさなんですよね。しかもドリンクホルダーがなく、くぼみもないからカーブのたびにビールが落ちそうになります。これはいただけない。
最前列の前面展望はどんな感じ?
先頭に向けて撮影した写真がこちらです。デラックスシートでは、前面展望が見えないのです。
最前列を取っても、見えるのは壁だけですから注意してくださいね。
前面展望が見たい方は、先頭にパノラマデッキがあるので、そちらを使ってください。夜はあまり見えない感じです。あまり開け閉めすると、運転手が前が見えなくてよくないと思います。
京都駅で撮影。明るい時間なら、それなりに前が見えることが分かります。
デラックス料金はいくら?
デラックス車両に乗るためには、追加でデラックス料金がかかります。
デラックス料金の料金表をこしらえました。
距離 | 特急料金 | デラックス料金 |
---|---|---|
40キロまで(京都から奈良) | 520円 | 210円 |
80キロまで | 920円 | 210円 |
140キロまで(難波から賢島) | 1340円 | 320円 |
180キロまで | 1640円 | 420円 |
181キロ以上 | 1930円 | 520円 |
今回、僕が乗ったのは大和西大寺から京都。
デラックス料金は210円でした。
デラックスシートはおすすめ?他の車両と比べた
デラックスシートは、先に書いたとおりテーブルが小さいです。
レギュラーシートとの差は、席間にひじ掛けがあるかどうか、フットレストの有無とシート幅、絨毯くらいのものでしょう。これはあまり期待せずに乗るべきだと思います。
この記事も見て!伊勢志摩ライナーのレギュラーシートに乗って後悔した時の話です。
こちらが伊勢志摩ライナーサロン席です。机がそれなりに大きく、複数人で乗る場合には間違いなくこちらのシートがよいでしょう。先にも書いたとおり、リクライニングはしません。
この記事も見て!伊勢志摩ライナー名物のサロン車両にあるツインシートに乗った時の乗車記です。
まとめ
伊勢志摩ライナーのデラックスシートは、シートこそよいですが、テーブルが極めて心細い点が低評価でした。悪くはありませんが、ツイン/サロン席のコスパが良すぎるだけに、おすすめ度は低いです。
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