花輪線で途中下車したい。外から見た鹿角の見どころ。
JR花輪線は大館と盛岡方面を結ぶローカル線。
花輪線を全線乗り通すと3時間かかります。
私も一度通過したことがありますが、
大変でした。全然面白くありませんでした。
ある時、鹿角に遊びに行くと、
おいしい果物やきりたんぽ、気持ちいい温泉がありました。
18切符などで花輪線を通過予定の方、
大館や盛岡なんて、いつでも行けます。
花輪線だからこそ行ける鹿角花輪で途中下車してみませんか。
通過するだけで、「完乗した!」なんて言っちゃっていいんですか?
この記事を読めば、花輪線の旅が楽しくなりますよ!
花輪線で途中下車するなら鹿角花輪へ。
鹿角市は、青森と岩手と秋田の県境にある、山の中の町です。
リンゴや桃の栽培が盛んで、きりたんぽの発祥の地です。
- 発祥の地のきりたんぽが味わえる。
- 肉や果物がおいしい。
- 価値観が変わるほどの良い温泉がある。
- また行きたくなる自然がある。
- 鉄道好きも満足させる廃線活用
縁もゆかりもない関西人としては多い方だと思うので、
鹿角のおすすめしたいスポットなどを書いてみます。
※ここでいう「鹿角」は、鹿角市と鹿角郡小坂町をあわせたものです。
【鹿角の場所】
花輪線で簡単。鹿角へのアクセス
鹿角市にどうやって行けばいいか。経験も交えてご紹介します。
盛岡方面から
手段 | 所要時間 | 運賃 | 備考 |
---|---|---|---|
花輪線 | 盛岡から約1時間50分 | 2000円 | 1日6本 |
バス | 盛岡から約1時間30分 | 1900円 | 1日10本 |
JRは、バスと競争する気があるんですかね?
大館方面から
手段 | 所要時間 | 運賃 | 備考 |
---|---|---|---|
花輪線 | 大館から約50分 | 770円 | 1日8本 |
バス | 大館から約50分〜1時間5分 | 1200円 | 1日20本。 高速バスと路線バスあり。 |
こちらは、電車の方が安いです。
鉄道の便が少ないので、
日中に盛岡に出るときは、どうしてもバスを選びがちです。
そうは言わずに、廃止も懸念される花輪線を使ってください。
花輪線を利用した方が経済的に合理的な場合
・大館〜鹿角花輪を往復する場合
・大館から盛岡に突き抜ける場合
鹿角花輪駅周辺のおすすめスポット3選
鹿角花輪駅付近で、僕がおすすめするスポットを3つ紹介します。
行ったことのないところは書きません。
偏りのある内容になることをご了承ください。
道の駅かづのあんとらあ
『鹿角花輪で途中下車したらどこに行けばいい?』
そう聞かれれば、「あんとらあ」と答えます。
本当にギリギリ歩ける距離です。
鹿角の夏の風物詩「花輪ばやし」に使う山車(というのか?)が展示されており、
長期連休の時などは無料で見ることができます。
道の駅なので、鹿角の特産物が売られており、
レストランでは、名物のきりたんぽ鍋を食べることも可能です。
(僕がここで食べたのはみそづけたんぽと親子丼か何かでした。)
鹿角のお土産でおすすめなのはリンゴジュース。
毎年ふるさと納税で頼んでいるのですが、
うちに遊びに来た友達のお子さんも大喜びで飲んでいました。
ドライブの休憩にもおすすめですよ。
サロンド割烹 美ふじ

鹿角は、きりたんぽ発祥の地です。
美ふじでは、きりたんぽに関する小話を聞きながら、
きりたんぽ鍋やだまこ鍋、古代米などをいただくことができます。
当日でも対応できるよう準備はしているみたいですが、
事前に予約して行くのが確実です。

僕はここに2回行き、ふるさと納税で3回ほど取り寄せました。
仲間内では、「大館の秋田比内やのほうがおいしい」という不届き者もおりました。
参考までに書いておきます。
ここで大館の話をするのはよくないですが、秋田比内やの親子丼、僕は大好きです。
【美ふじ 鹿角花輪駅からの行き方】
【美ふじ 公式ページ】
ホルモン幸楽
鹿角は、ホルモンも印象深いです。
ちょっとピリ辛で、ジンギスカン鍋みたいなやつで食べるホルモンです。
昔、東京に鹿角のお店が出店していたときにも食べにいきました。
ここ、おすすめです。
【ホルモン幸楽 鹿角花輪駅からの行き方】
【ホルモン幸楽 公式ページ】
僕のおすすめはこの三ヶ所です。
そばの切田屋も人気ですが、
駅前で深酒した翌日の体調不良の時に行ったので、正当な評価ができません。
鹿角周辺の観光おすすめスポット
続いては、鹿角花輪駅から少し離れた場所のおすすめスポットを紹介します。
鹿角花輪駅から歩いては行くことができないので、あらかじめご了承下さい。
小坂鉄道レールパーク
廃止された鉄道駅にて、車両の動態保存を行っています。
動くブルートレインで宿泊できるのはおそらくここだけ。
ディーゼル機関車の運転体験ができることも魅力です。
もちろん、鉄道が好きなら、行くだけでも楽しいスポットです。
【小坂鉄道レールパーク公式ページ】
小坂駅周辺の町並み
小坂町は、鉱山の町として栄えました。
鉱山事務所など、栄えていた跡が残っています。
小坂まで来たらお昼ごはんは名物のカツラーメン。
店によって違いがあるようですが、僕は今のところ、
「ラーメンにカツを入れるべきではない」という感想です。
【小坂駅の場所】
ここまで紹介した小坂町は、花輪線の十和田南駅からバスで行くことも可能です。
十和田南駅は、スイッチバック駅。鉄道好きな人はそれだけで立ち寄る価値あります。
ここから下に紹介する場所は、レンタカーがある方がいいと思います。
鹿角花輪のトヨタレンタカーなどを活用ください。
小坂鉄道レールバイク
厳密には大館市なのですが、小坂から近いので紹介します。
小坂鉄道の廃線跡をレールバイクで自転車のように漕いで走る楽しい乗りものです。
人数制限があるので、絶対に予約してください。
【小坂鉄道レールバイクの予約はこちらへ】
十和田湖
十和田湖の一部は、小坂町です。
ひっそりした鏡のような湖で、有名な奥入瀬渓流は、青森県側にあります。
足をのばして青森側の温泉にいくこともおすすめですが、
この記事の趣旨に反するのでそれ以上は省略です。
十和田湖へは、公共交通機関を使う場合、青森から行くことが王道です。
奥入瀬渓流について気になる人は、以下の旅行記を見てください。
https://travel-law.com/archives/52816933.html
とことんとん八(八幡平ポーク直売所)
保存があまりきかないので、お土産におすすめとはいえませんが、
近くでバーベキューをする際は、是非買っていってください。
ふるさと納税などで取り寄せることも可能です。
【場所】
後生掛温泉・ふけの湯温泉
八幡平の一部は鹿角です。
八幡平には、硫黄の香る良い温泉が複数あります。
後生掛温泉、ふけの湯温泉ともにいいお湯でした。
5月くらいまでは、八幡平の道路が閉鎖されるので注意してください。
僕が行ったときは、温度が低く露天風呂には入れませんでした
どちらもおすすめですが、天気の悪くない日に行きましょう。
岩手県側の藤七温泉も大変良かったです。
【ふけの湯温泉の場所】
鹿角の観光スポットは他にもたくさん
いろいろ紹介してきましたが、大湯環状列石や尾去沢鉱山など、
行ったことのない観光スポットがまだまだたくさんあります。
行ったことがないので紹介することはできません。
あと、米と桃もおいしいです。
茅原実里さんとコラボした、「萌えみのり」もあります。
いつかまた、行きたいものです....
熊だけは気を付けてくださいね。
鹿角きりたんぽFMをよく聞いているのですが(なんでやねん。)、
結構人身事故が起こるイメージがあります。
最後に
鹿角は、マイナーながらもおいしいご飯と素敵な景色、
良い温泉が多くあり、非常に整う場所です。
素通りするのは本当にもったいないので、
是非足をとめて、一泊してみてください。

初めての方は、十和田南から小坂町に行った後、
鹿角できりたんぽ→ホルモンを食べて宿泊、
あんとらあでお土産を買って、
11時台の盛岡行に乗ることが気軽です。
▼鹿角の宿泊はこちらで。私の常宿です。▼
鹿角について気になりましたよね?
▼過去の旅行記を見てみてください。▼
鹿角のあんとらあで食事をし、
八幡平や十和田湖に行った記録を書いています。
そのうちリライトするかもしれません。
小坂町でレールパークに行った記録と、鹿角出張の記録を書いています。
かなり記載を省略しています。
鹿角でお世話になった人に会いに行った記録です。
後生掛温泉に行き、美ふじ→幸楽のはしごをしています。
上の記録の翌日の話です。小坂鉄道のレールバイクに雨の中挑戦した話です。
ふけの湯温泉に行った記録です。
鹿角の十和田湖側にある中滝ふるさと学舎に宿泊した記録です。
JR東日本から、利用の少ない線区が発表されました。
その中には、花輪線も挙げられていました。
素人としては、JRの企業努力は十分でないと思っていますが、
利用者が少ないのも事実です。
鹿角には毎年ふるさと納税しています。
覚えられてしまうくらい、続けています。
鉄道が無くなれば、旅行者が寄るきっかけは激減すると思います。
一人にでも知ってほしいと思い、このような記事を書きました。
役に立てば、シェアor拍手お願いします...!!
コメント