《大阪》電車好きの子連れが乗るべき列車とは!?
最終更新日: 2025年5月21日 | 曖昧
大阪に住む人が、電車好きな子供と出かけるとき、どこに行こうか悩むことは多いのでは?観光列車なら、電車に乗りたい願望もかなえつつ、大人もリフレッシュできます。
子連れのお出かけはそれだけでしんどいものです。電車好きの子供が楽しむだけでなく、親も楽しみたいですよね。大阪発でおすすめの特急列車・観光列車をピックアップします。大阪の子連れのお出かけが少しでも楽しくなりますように。予約の要否や、大人が楽しむポイントまで、必要なことを紹介します。
この記事を書いた人:曖昧
30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。
子連れで楽しむ関西の観光列車5選:比較表
1. 嵯峨野トロッコ列車:短時間で気軽に絶景を楽しめる

- 路線: トロッコ嵯峨〜トロッコ亀岡(約25分)
- 料金: 大人880円、子供440円(片道)
- アクセス: 山陰本線嵯峨嵐山駅から徒歩5分
- 予約: 1か月前
子供が喜ぶポイント
いつも乗る列車と全然違う、トロッコ車両はテンションがあがるもの。トロッコ車両から見える現行の山陰本線の特急車両も嬉しいものです。
親目線の評価
- メリット: アクセスが良好で、飽きたころに終点に着きます。嵐山は大人におすすめ。
- デメリット: 保津川下りを選択しない場合は、単純往復になりがち。飽きます。
公式サイト: 嵯峨野観光鉄道
関連プラン: 保津川下りは、スリル満点で楽しいし、飲酒も出来ます。
2. 観光特急「あをによし」:奈良観光がより快適に。

- 路線: 大阪難波〜奈良(約35分)、奈良〜京都(約40分)
- 料金: 大人約2600円(乗車券+特急券+特別車両券。1名利用)
- アクセス: 大阪難波駅(梅田からOsaka Metroで約10分)
- 予約: 近鉄公式サイト(1ヶ月前10:30から)
子供が喜ぶポイント
内装は豪華で、座ったことのない形をした椅子や、見たことのない形の照明があります。車内では、大仏プリンやレーズンバターサンドが売られていて、乗って楽しい電車です。
難波〜奈良の便であれば、大阪平野を一望できる絶景もポイント。
奈良で下りる場合は、奈良公園の鹿や猿沢池での亀の観察が楽しめますし、若草山でのピクニックも楽しいです。
親目線の評価
- メリット: 特にサロンシートは子連れにゆったり。奈良を目的地にして、春鹿の酒蔵で試飲をするのもなかなかよいもの。
- デメリット: 難波〜奈良間はとても取りにくく、京都〜奈良間で乗ることも検討してみて。
公式サイト: 近畿日本鉄道
周辺プラン: 奈良公園で鹿と遊び、東大寺で歴史の勉強。奈良は酒がおいしいので、酒蔵もGOOD。若草山でのピクニックもとてもおすすめ。
3. たま電車ミュージアム号

- 路線: 和歌山〜貴志(約40分)
- 料金: 通常運賃(大人410円)、子供半額
- アクセス: 和歌山駅から乗車。大阪から和歌山までは約1時間。
- 予約: 不要(自由席)
子供が喜ぶポイント
和歌山電鐵で人気の「たま」を車内全体にあしらった特別な車両。シートも、電車で見たことのない形状のもの。その内装はまるでリッツカールトン。
子供が遊べるスペースもあり、30分あっという間に過ぎていきますよ。
和歌山への移動1時間は、「パンダくろしお」「オーシャンアロー」で楽しい。
親のリアルな評価
- メリット: 予約不要なので予定が組みやすい!貴志駅にも猫の駅長がいて、そこそこ楽しめます。
- デメリット: 毎日運行されているわけではなく、和歌山駅までが結構遠いです。
4. 観光特急「しまかぜ」

- 路線: 難波/京都/名古屋〜賢島(約2時間20分・発地による)
- 料金: 大人約5500円(乗車券+特急券+特別車両券)
- アクセス: 大阪難波駅
- 予約: 近鉄インターネット予約ページ(1ヶ月前から)
子供が喜ぶポイント
関西で一番の観光列車「観光特急しまかぜ」は、見た目だけでなく、ビュッフェや個室など、車内でも楽しめる設備が整っています。普通席も「ファーストクラスかっ!」と突っ込みをいれたくなるような座席です。
家族で行くならば、少し頑張ってでも、人気の「洋風個室」「和風個室」に乗りたいところ。
個室に乗れば2時間なんてあっという間です。
仮に帰りのしまかぜが取れなくても、ビスタカーの半個室や伊勢志摩ライナー(ミジュマルライナー)など、乗って楽しい電車が他にも走っています。
親のリアルな評価
- メリット: 個室が取れたら楽。鳥羽水族館や伊勢神宮など、目的地としても安牌。
- デメリット: 個室はなかなか取れません。取るなら予約サイトに張り付いて。
5. ミジュマルライナー(伊勢志摩ライナーの特別車両)

- 路線: 難波〜賢島(日によって異なる。)
- 料金: 大人約5000円、子供半額
- アクセス: 大阪難波駅
- 予約: 近鉄インターネット予約ページ
子供が喜ぶポイント
ハローキティ新幹線ととても悩みましたが、今はこれ。大人気のポケモンシリーズのBW御三家ポケモン「ミジュマル」があしらわれた伊勢志摩ライナーの特別車両は、子供との旅行に最適。
伊勢志摩ライナーのサロン車両は通常の特急料金で乗ることができ、とても座りやすく楽しいシート。
車両ごとに色の違うシートや、前面展望を楽しめる場所があるのも魅力的。
伊勢志摩までの2時間が短く感じます。
親目線の評価
- メリット:車内では歩き回ることになりますが、子供のための時間つぶしのアイテムが気持ち少なくてよくなります。 たまに奈良行きなどでも使われています。
- デメリット: 区間や時刻は、事前に決まっていますが日によるので確認する必要があります。
公式サイト: 近畿日本鉄道
周辺プラン: しまかぜに準じる。
その他の観光列車と選外の理由
Q: ハローキティ新幹線ってどうよ
A: ハローキティ新幹線は山陽新幹線を1日1往復走るラッピングの500系新幹線。とてもかっこいくて可愛い列車で、予約も比較的簡単です。ただ、新幹線である以上長距離で、費用もそれなりにかかることから、おすすめからは外しました。
ハローキティ新幹線+レールスター個室の旅は個人的にとてもおすすめ。
Q: お酒飲める列車ってある?
A: 子供の前で外で酒飲みますか?・・・いえ、飲みますよね。紹介した「あをによし」のほか、近鉄吉野線を走る「青の交響曲」では日本酒が提供されます。関西では、お酒を売っている列車は限られています。
Q: 季節運行するおすすめ列車はある?
A: 夏の期間は、白浜方面に「WESTEXPRESS銀河」が走ります。これは、昼に走る便があって、結構長時間なのが子供的にはしんどいかもしれませんが、飽きたら寝るなり「くろしお」で大阪に帰ればいいのでおすすめです。
まとめ:
大阪から乗れるおすすめの特急・観光列車は以上のとおりです。あまり退屈しない程度の時間で、中でも目的地でもそれなりに楽しめる列車を選択しました。
参考にして、楽しい旅行を。
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