特急まほろば号乗車記
4月2日、おおさか東線を走る臨時特急まほろば号に乗って、奈良に行ってきました。
以前、まほろば号について研究するコラム記事を書きましたが、実際に乗った感想をレポートします。
【追記】令和6年12月、ついにまほろばが3月から定期運行化され、専用車両に変わることが発表されましたね!!
この記事も見て!
臨時特急まほろばに乗る意味について、検討してみました。
まほろば号が新大阪駅に入線
まほろば号は、新大阪駅の1番線から乗れます。他のおおさか東線の列車と同じですね。
新大阪駅1番線には、まほろば号の乗車表示がありました。今は臨時列車ですが、これから結構走るのでしょうか。
まほろば号の新大阪駅入線時間
まほろば号の入線時刻は、10時3分でした。停車時間はわずかなので、早く乗り込んじゃってください。左は白浜行のくろしおです。
特急まほろば号の車両
水色のライン。「僕、白浜行きます」っていう顔をしていますが、奈良行きです。ややこしい。
まほろば号の列車表示は、専用のものです。
停車駅は少ない。まほろば号は便利か?
10時4分、新大阪を出るまほろば号。
新大阪を出ると、次は終点奈良です。
放出や王寺なども通過します。
記念乗車証をいただきました。こういうのは、たまると邪魔なので、何かのしおりに使いましょうかね。
赤川鉄橋を渡ります。おおさか東線が開通するまでは、ここは電車と人の共用の橋でした。歩道部分をつぶして、複線にしたわけですね。
まほろば号は、おおさか東線の区間を信じられないほどにのろのろと走っていました。
10時31分。大和路線に合流。僕の学生時代は、まだ城東貨物線と阪和貨物線の線路がこのあたりにあったので、大分変わっています。
10時33分。久宝寺駅にまさかの運転停車。久宝寺だけ止まる特急は気色悪いですが、止まるならドアを開けて停車駅扱いしたらいいのに、と思いました。
まともなスピードで走り始めたのはここからです。あとの直通快速が新大阪〜久宝寺を25分で走るのに対して、まほろば号は新大阪〜久宝寺を29分で走ります。
ほぼ、満席です。あとでわかったのですが、ほとんど電車好きの人か、ツアーの方でした。
奈良に到着。奈良に特急が来るのは超めずらしいです。
奈良駅の係員さんも盛り上げてくれました。
幟がたくさんありました。
便利っちゃ便利だけど・・・
乗り換えなしなのは便利です。チケットレス特急券で半額になります。
それでも、800円くらい課金してまで乗る価値があるかというと、僕は否定します。
見かけ上停車駅が少なくても、あとの直通快速と比べて1分しか短縮になっていないんですから。
- �まほろば 大阪9時58分→10時56分
- 直通快速 大阪10時16分→11時15分
奈良でピクニックしてみた。
旧駅舎。僕の奈良駅のイメージはこれ。
奈良には、これまで幾度となく来ています。
せっかく奈良に来たので、外でランチすることにしました。奈良を一望できる若草山で食べるランチは格別でした。
昨年9月に行ったのが最後ですが、その時と比べて、観光客がかなり増えていました。
JR奈良は、観光地から遠いので、観光には不適だと思っていましたが、バスに乗ることを前提とするなら、座りやすくておすすめです。
まほろば号の定期列車化はある?
今回、特急まほろば号に乗車して、定期列車化があるかどうか考えてみました。結論として、現状のままでは難しいでしょう。
- 早く走ろうとする気持ちがない。
- 単純に、高い。
- スペシャル感に欠ける。
- やっぱり近鉄の方が便利。
しばらくは、ツアー利用を想定した臨時特急として運行するのでしょう。
・・・と思っていたのですが、冒頭に書いたとおり、令和7年3月から定期運行化され、専用車両もできることになりました。今後のまほろば、面白くなりそうです。(令和6年12月13日追記)
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やっぱり奈良で観光して欲しい。お寺に興味がなくても・・・こういうのはどうですか。
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