ドライブ疲れを吹き飛ばした「うみかぜ食堂」のウニ丼

木古内から江差を経て、松前にある道の駅「北前船 松前」に到着したのは、午後１時１０分。
金曜日ということもあってがらがらで、運転に不慣れな僕もスムーズに駐車完了。
本当は別のところで食べようと思っていました。



全く荒れていない津軽海峡を見ながら、荒天が予想されるという理由で前日に中止になったクルーズに思いを馳せます・・・

今回食べた食堂「うみかぜ食堂」は、道の駅の建物内にあります。

待ち時間とメニュー

食堂は道の駅の奥にあります。お昼時であるものの、平日とあって席は空き放題。
待ち時間もなく、食堂スタイルで普通に食券を買って席に座り、呼ばれたら行く方式です。


うみかぜ食堂のメニューはこんな感じ。
別のところで食べようと思っていたのに、気が付いたら食べる方向に頭が向いていました。それだけ、魅力的だったということでしょう。

僕がオーダーしたのは、松前産生うに丼４４００円。

僕、ウニ嫌いなんですよね。
でも、「今が旬」とか「数量限定」とか言われてしまって、しかもこの値段。

きっとここでウニを食べてだめなら、僕は一生ウニを食べない、と考えてオーダーしました。

キタムラサキウニという聞いたことないウニのようです。

これが松前産ウニの味

席に着いて待つこと5分程度。ついにウニ丼ができました。

待っている間、４４００円もランチに使うことをどれほど後悔したことか。

思ったより小さい！

でも、ウニは嫌らしいオレンジ色で、ご飯が見えないほど敷き詰められています！

あぁ、なんでこんなの頼んだんだろう、高いし・・・

僕そもそもウニ好きじゃないし・・・

などと思いながら、頼んだものは仕方がないので食べることにしました。


一口食べると、なんというか、出汁ですねこれ。

ウニといえばミョウバン臭いイメージが強くて、ミョウバンのニオイがなくてもおいしくないイメージなんですが、口に入れるととろけ、余計な味のない甘さでした。僕が嫌いな磯のかおり的なものもしなかったですね。なんというか、濃厚な卵かけご飯でしょうか。

最高の贅沢でした。

函館の名店「うにむらかみ」だとうに丼はSで５０００円、通常サイズで８０００円ほど。

それと比べると安いと言ったってかわいくない金額だったなぁ・・・とこの日一日ずっと思っていました。

但し、もうウニ嫌いとは言わなくてよさそうです。

うみかぜ食堂の情報

道の駅でウニ丼を楽しむための情報です。

平日の営業時間は「15時まで」に要注意！

「うみかぜ食堂」は、道の駅の売店と違い、11:00〜15:00（L.O. 14:30。土日は16時まで）と営業時間が短いです。

その他のメニュー

上に挙げた写真を見ていただければと思いますが、うに丼以外にも、

• 松前本まぐろ丼　２３８０円
• 北海桜サーモン丼　２２８０円
• ほたて丼　１８００円
• 中華あんかけご飯　１１００円
• カレーライス　１０００円
• 松前産ヤリイカ丼　１９８０円
• 松前岩のりだんだん　１６００円

松前のその他の立ち寄りスポット

ウニ丼を食べた後、僕が立ち寄った周辺施設や購入したお土産も紹介します。

お土産は「松前漬け」

道の駅の売店は、地元特産品が豊富です。

松前といえば、松前漬け。

ただ、買いませんでした。僕この後、函館に１泊してニセコに２泊するので、ここでたくさんお土産を買うわけにはいかないんですよね。

たしかソフトクリームも売っていましたが、声をかけるのが何となくおっくうでやめた気がします。

松前城よりも・・・

車で数分のところに、松前城があります。

道内唯一の日本式のお城。
戦後に火事で焼け落ちたのを再築したようです。

あまり人もおらず、落ち着いた場所でした。




松前城よりも、間違えて入った松前藩屋敷がよかったですね。
松前の町は、箱館戦争などを経てあまり残っていないようで、ここにあるものは全て復元のようですが、逆にそれだからこそ気兼ねなくずかずか入っていけて、タイムスリップした感がありました。


中で当時の遊びとか食事や内職などの体験ができる場所があればもっと楽しめるのにな、と思いました。僕はここ、おすすめです。