【旅行中に焦らない!】弁護士が語るレンタカー事故体験談と、初めてでも安心な「3ステップ」初動対応

旅行中、公共交通機関で行けない場所も多いですよね。そんなときは、レンタカーを使うことがあります。

今回は、交通事故事件をそこそこに扱う僕が、交通事故の経験談とそれに絡む事故の基礎知識をお話しします。旅行中の万が一の備えになれば幸いです。



この記事を書いた人:曖昧
30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。




1. 単独事故も立派な交通事故

学生の頃、カーナビにしたがって走行していると、(物理的に)曲がれない丁字路に誘導され、人の家の塀に車体をこすったことがあります。

このとき、警察を呼ぶべきか否かわからず、少し後に通報したのですが、結論としては「警察はすぐに呼ぶべき」が正しいです。

警察に届け出をしていないと、「交通事故証明書」が発行されず、保険が使えない場合があります。

知らないうちに車に傷が付いているときは仕方ありませんが、単独事故も立派な交通事故だということに気を付けてください。

僕の時は、警察がその家の人と話をつけてくれ、謝罪の電話をして終わりました。

ちゃんと対応すれば、ノンオペレーションチャージ(NOC)の2万円で済みます。

💡 NOCとは?

レンタカー会社は修理中、その車を営業に使えません。この営業できないことへの補償金がNOCです。事故の大小や単独事故かを問わず発生する可能性がありますが、ちゃんと対応すればこの費用だけで済むことが多いです。

2.事故処理から逃げない(追突事故の経験)

僕が免許をとってはじめての長距離ドライブでは、島根の「宍道湖」に向かいました。

その時、新大阪駅からすぐの交差点で、追突事故にあいました。すぐに警察を呼びました。

事故処理に時間がかかり、楽しみにしていた梨狩りはできませんでした(もとのスケジュールでもできなかった説あり)。

このときは、当方が無過失の事故であったからか、ノンオペレーションチャージを始め、特に誰からも何も請求されることなく、終了しました。


このように急いでいる場合でも、しっかり事故の対応をすることが大切です。

ノンオペレーションチャージに関する特約に入るべきかどうか、については以下の記事を参照してください。





3. 【初めて事故る人向け】事故発生時の「絶対」

このように、僕の交通事故の経験は幸いにも、大きなものがありません。しかし、交通事故にかかわる弁護士という立場から、事故後にやるべきこと、やってはいけないことを3つずつ紹介します。

やるべきこと

優先度 行動 ポイント
救急へ電話(怪我がある場合) 負傷者の救護が最優先です。
警察への通報 単独事故でも必ず通報し、事故証明書の発行に備えてください。
レンタカー会社への報告 契約上の義務です。報告を怠ると、保険が適用されなくなるリスクがあります。

やってはいけないこと

行動 ポイント
逃げる ひき逃げ・当て逃げは論外。ばれます。
何も請求しませんということ 後日、怪我や車の損傷が判明する可能性があります。
その場での安易な約束は危険です。
全て私が悪いですということ その一言があとで相手に火をつけることも。

まとめ:

あとのことは、保険会社やレンタカー会社に任せましょう。

変に考えすぎず、上に書いたことだけ守れば大きな問題はないと思います。

自分が怪我をしている場合や、相手も怪我をしている場合には、また別途複雑な手続がありますが、それはいつか機会があれば書くことにします。