嵯峨野トロッコ列車のリッチ号って乗る価値ある?

嵯峨野トロッコ列車リッチ号


亀岡から嵐山を結ぶ嵯峨野トロッコ列車。
この中でも、窓ガラスのないリッチ号に乗ってきました。
保津川が見えるこの列車の魅力を紹介します。
最初に書きますが、片道で乗るのはおすすめです。

最後に動画もおいていますので、旅の参考にどうぞ。










嵯峨野トロッコ列車って?

嵯峨野トロッコ列車の先頭

嵯峨野トロッコ列車は、山陰本線の昔の線路を使った観光鉄道です。
山陰本線でいう「嵯峨嵐山」から「亀岡」を、
保津川に沿って20分かけて走ります。



うまく表示できていないかもしれませんが、距離感はこんな感じ。




嵯峨野号と嵯峨野リッチ号の違いは?≪座席の種類≫

嵯峨野トロッコ列車には2種類の座席があります。

嵯峨野号(1〜4号車)

嵯峨野号画像
1から4号車の嵯峨野号がこれです。
開閉できる窓ガラスがあって、窓を通してしか外が見えません。


嵯峨野リッチ号(5号車)

嵯峨野リッチ号画像
嵯峨野リッチ号です。
リッチ号には、窓ガラスはありません。




嵯峨野リッチ号の床
屋根も透明で、床も網です。
床は線路しか見えません。



嵯峨野リッチ号
風を感じながら景色を楽しめます。
季節や席によっては、屋根をとおして紅葉が見えたりするのでしょう。
雨の日は、本当にやめておくべきでしょう。


嵯峨野リッチ号車内
席が前の方だったので、屋根をとおして景色をみることはありませんでした。
リッチ号と通常の車両のどちらがよいか、一目瞭然ですね。




嵯峨野リッチ号の予約方法は?座席指定できる?

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リッチ号にするかどうかはともかく、トロッコの予約は必要です。
直前は満席になっている可能性があるからです。

わざわざ旅行会社を通す必要はありません。
「e5489」で予約しましょう。

ハイシーズンの土日でもない限り、
感覚的に、前日予約でも大丈夫です。
僕は何もない普通の土日で、余裕で前日予約できました。

e5489で予約した切符は、トロッコの駅では受け取れません。
嵯峨嵐山の駅はみどりの券売機が1つしかありません。混みます。
切符は地元駅か京都駅で受けとりましょう。

予約時は、窓側か通路側かのみを指定できました。



e5489の「その他の特急・新幹線予約」から予約できますよ。
JRおでかけネットへ



リッチ号は雨の日大丈夫?暑い?寒い?

正直、9月でも暑かったです。
走りだせば少しマシですが・・・

雨の日は絶対にやめておきましょう。






嵯峨野トロッコに乗ってみた。どちら側がいい?

嵯峨野トロッコに乗った乗車記を書きます。



保津川の方向

嵯峨野トロッコ左の車窓
嵯峨嵐山から出発したら左!


嵯峨野トロッコ右の車窓
途中からは右が保津川です。

リッチ号なら、逆側の景色も余裕で見えます。
普通の車両なら、逆側の川は見えないと思います

思ったより流れが早いですね。
席は左右選べませんが、大差ありません。
リッチ号は両方の車窓を楽に見ることができるので、
リッチ号に乗れれば、往復の利用は不要です。
っていうか、20分×2は飽きます。


車内は狭い

リッチ号車内
久しぶりにこんなに密な空間を味わいました。
座席も広くないので、
立ち上がれば反対の車窓もよく見えます。


トロッコ保津峡駅

秘境駅トロッコ保津峡
こんなところで誰が乗るんだ?
鐘の音がきれいに聞こえました。


トロッコ亀岡駅は時間つぶしできません。

トロッコ亀岡駅時間つぶし
なにもない駅。
トロッコ亀岡駅での時間潰しは不可能だと思います。
バーベキュー場は無料解放されているとのこと。

早く帰りの電車に乗るか、保津川下りに行ってしまいましょう。

トロッコ亀岡駅では、機関車のヘッドマークの撮影ができません。
機関車の写真を撮るなら、乗車駅で撮影してください。



 

まとめ

リッチ号は、楽しく過ごせる20分間でした。
20分でお腹はいっぱいなので、往復の利用は不要です。

帰りは是非、保津川下りをやってみてください。
高いけれど、価値ありますよ(→保津川下りへ。)。

【動画をこしらえました。】