【保存版】広島スカイレール運行当時の全記録。日本唯一の姿を22枚の画像で振り返る
※2025年12月現在の状況:
この記事で紹介しているスカイレールは2024年4月30日に運行を終了しました。設備の撤去工事が本格化しており、2028年にはすべての遺構が姿を消す予定だそうです。二度と見られない運行時の記録として、過去の記録を残します。
広島を旅したときに、面白い乗り物に乗ってきました。それは、スカイレールサービス「広島短距離交通瀬野線」。日本で唯一の交通システムらしく、モノレールでもロープウェイでもない、という話です。珍しいものみたさに乗ってきました。
廃止になるスカイレール?
このスカイレールは、駅から高所にある住宅街を結ぶための交通システムで、2023年度末(実際には2024年4月)で廃止され、バス転換になる方針だと言われていました。
地元民はどのように思っているかわかりませんが、この交通システムはめちゃくちゃ便利で、バスよりもかなりショートカットできるのではないか?と思います。スカイレールが存在することを前提に住宅を買った人にとっては、はしごを外されたような気持ちなのではないでしょうか?「採算性」が理由にされていますが、どうやって維持する想定でいたのか、とても気になっています。
スカイレールに乗った感想は?
平日の夕方、一往復乗ってきました。撮影した写真は、ほとんど帰りに撮影したものになります。
山陽本線の瀬野駅には、山側にこういった変なレールが続いています。山陽本線は何度も通ったことがあるのに、こんな路線があることに気づいたのは、ごく最近、日本全国の路線図を見た時のこと。
夕方、高校生がたくさん乗る中に、僕も乗り込みます。平均年齢を数歳あげてしまっている罪悪感・・・
スピードはあまりないのですが、がたごと独特な音を立てながら、上へ上へと登っていきます。下はずっと階段が続いていて、ここでボール遊びをする子は、ホームランなんて打ったときには大変だろうな、と思いました。
住宅街の中をゆっくりと確実に上っていき、終点のスカイレールみどり中央駅に到着しました。
スカイレールの終点はめっちゃ住宅街・・・
住宅地図を見ていただければよくわかりますが、スカイレールの終点は住宅街のど真ん中です。



どことなく、地元・河内長野を思い出させる町並みです。山の中にニュータウンを作ったのがわかりますね。こんなところにいても、高校生くらいしかいないので帰りましょう。行きはぎゅうぎゅう詰めで車内からの写真をとっていなかったので、滞在数分で戻ることにしました。
みどり中央駅から眺めたレール。遊園地のアトラクションのすごい版です。



乗り場はケーブルカーみたいですね。ちゃんと転落しないように対策が施されていて、安全な乗り物です。下からあがってきたゴンドラ?は、ここで一周して下りに使用されます。スキーのリフトみたいな感じですかね。従業員さんが見当たらなかったので、全部自動操縦かと思われます。
スカイレールの車内
4人席が前後に2つあります。行きは帰宅中の学生でぎゅうぎゅう詰めでしたね。帰りは、なんと誰も乗っていませんでした。

絶景。これすごくないですか?レールが、ずーっとつながっているのがわかります。スカイレールがものすごく特徴的な景観を作っています。
中間駅に到着

しばらくすると中間のみどり中駅に到着します。行きにも下りた人は1人でした。あまり利用者はいないのかもしれませんね。



下から上がってくるゴンドラ?とすれ違って、みどり中駅を出発。ここから、スカイレールは大きく右へカーブします。めちゃくちゃ住宅街です。後ろを振り返ります。なんとスケールの大きい構造物・・・


みどり中央駅から8分程で、みどり口駅に到着です。これだけ急ですが、スピードは一定、遅めです。到着し、そそくさと広島に向かいました。
スカイレール乗車のおすすめ時間
もし、スカイレールを楽しみたいなら、住民がよく利用するタイミングは避けるべきだと思いました。ただ、毎便がぎゅうぎゅうというわけではないようですから、乗るだけならいつでも大丈夫そうです。
今回のように、帰宅ラッシュの時に逆行きの便に乗って、そこで撮影するのはありかもしれません。
スカイレールの乗り方
スカイレールみどり口駅は、山陽本線の瀬野駅(広島駅から東に15分程度)が最寄りです。

一般的なICカードは使えません。なので、横にある販売機でチケットを買って、チケットに載ったQRコードをかざして乗ります。
無くなる前に乗ってみて!
スカイレールは一度乗ってみる価値のある面白い乗り物です。是非一度、住民の邪魔にならないように乗ってみてください。
【追記】
2024年5月1日からは、スカイレールの代わりに芸陽バスの電気バス(EVバス)が運行されています。時刻表や路線の詳細は、芸陽バス公式サイトをご確認ください。

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