新大阪から長野経由で東京まで行った話。

20230121_065514
東海道新幹線での単純な往復って面白くないですよね。
東海道新幹線がとまったとき、そのまま待っているのも何か勿体ないです。

たまには、違うルートを使ってみませんか。この方法を使うと、案外安く長野に寄り道でき、旅の選択肢が広がります。

今回は、新大阪から東京まで長野経由で行ったらどんなメリットがあるかを記します。
(取材R5.1.21)

新大阪から東京へ長野経由で行く方法

新大阪から東京へ長野経由で行くためには、以下のルートを通ります。

20230121_065514

区間交通手段所要時間
新大阪〜名古屋東海道新幹線50分
名古屋〜長野中央本線「しなの」3時間
長野〜東京北陸新幹線1時間20分

大阪から長野経由で東京に行くと、合計5時間以上かかります。東海道新幹線の倍です。
大阪駅から長野行きの「しなの」(いわゆる大阪しなの)は、今はありません。

※なお、大阪から長野への行き方としては、金沢経由と名古屋経由の2ルートが考えられます。ちょうどよい新幹線があれば名古屋経由の方が早いですが、運賃は名古屋経由の方が安いので、名古屋経由のルートで良いと思います。

このルートのメリットは何があるのでしょうか。


長野経由の運賃はいくらかかる?

20230121_122008
長野を経由した場合、全て特急自由席利用で1万8490円かかります。(令和5年2月現在)


東海道新幹線が1万3870円ですから、東海道新幹線プラス5000円くらいで長野に行けます。

遠回りで、特急3本に乗るので、あまり安くないですね。


ただ、新大阪〜東京を往復する片道だけ長野経由にして特殊な買い方をすると・・・

交通手段料金備考
新大阪東京往復2万7740円全て自由席で計算
片道長野経由2万8720円全て自由席で計算。
切符を一括購入。

新大阪と東京を単純に往復するのにプラス1000円以内で長野に寄れます。

ポイントは、以下の2枚に切符を分けること!

・新大阪から名古屋、長野、東京経由で金山まで
・金山から新大阪まで



『1000円の追加で、2時間半多くかかるけど長野に寄れる』

と言われれば少し悩みません?

悩まない人は回れ右です。


この記事も見て!同じように、東京から金沢を経由して大阪まで行った話です。

こっちの方が時間的にも、観光的にもお得かもしれません。







いつもと違う車窓が楽しめる。

長野を経由すると、いつもの東海道新幹線と違う車窓が楽しめます。

それだけで完全に旅行です。

特急しなのの車窓

20230121_075444
特急「しなの」でおすすめなのは、やっぱりパノラマグリーン席。
先頭は前面展望で、しっかりと景色が見えます。

 sakana

どうせ弁当食べたら僕は寝るんですが。



20230121_094743
見どころは、姨捨から見える日本三大車窓。
篠ノ井に着く数分前に、長野方面に向かって右手に見えます。

Wi-Fiやコンセントがないのが辛いですね。


北陸新幹線の車窓

20230121_111046
長野から先は北陸新幹線の区間。多くはトンネルで、たまに雪を被った山が見えます。


20230121_105237
グランクラスにすれば、超リッチな時間が過ごせます。

トンネル区間は、Wi-Fiがつながりにくかったです。東海道新幹線と比べて、長野経由のルートは電波難民になりやすいです。



長野で途中下車できる。

20230121_102324
長野経由の場合、もちろん長野駅で途中下車ができます。何なら宿泊してもいいですね。

僕の場合、東京方面での予定があったので、長野滞在時間はわすか50分。
善光寺には行けたのでしょうか・・・?(詳しくは別の記事へ。)




まとめ

新大阪から東京を往復するついでであれば、たった1000円の追加で長野観光が楽しめます。

旅行のついで、トラブルのついでに、いつもと違う車両、いつもと違う景色を楽しんでみてはいかがですか?

なお、時間がかかりすぎるので、東海道新幹線が遅れた時の回避ルートとしてはおすすめしません。


この記事も見て!『東海道新幹線は面白くない』、そう思っていませんか?

車窓を意識して乗車すると、すごく忙しくて楽しいです。




このブログでは、国内の鉄道旅行を中心とした、旅行に役立つ旅行記を4日に1回投稿しています。

お役に立てばシェア&読者登録していただけるとありがたいです。