和歌山観光きっぷを使って和歌山日帰り旅行

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先日、『タカラガイを拾いに行きたいね』という妻の提案で、和歌山に行く日帰り旅をしました。

最近、色々な列車に娘を乗せている我が家としては、せっかくなので和歌山の良い電車に乗せたい。そこで、和歌山電鉄の『たま電車ミュージアム号』に乗せました。

大阪から行く我が家にとって今回便利だったのが南海電車が出している『和歌山観光きっぷ』。この切符は、難波からの往復乗車券だけでなく、お得なクーポンもついていて、これがおすすめできます。

この旅行記では、和歌山観光きっぷの使い方とともに、和歌山電鐵へのアクセスや子供が喜んだスポットを実際に体験してレポートします。



《取材日:令和7年9月28日》

この記事を書いた人:曖昧

30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。




和歌山観光きっぷはこれだけお得!

和歌山観光きっぷは、難波〜和歌山市への往復料金に140円足すだけで(大人:2080円、子供:1040円)、和歌山バスが乗り放題になるというお得なきっぷ。
和歌山観光きっぷ
上に書いたとおり、キーノ和歌山の500円グルメクーポンがついているので、バスに乗らなくてもお得。

我が家では、加太線の磯ノ浦というエリア外に行くことにしていましたが、加太観光きっぷよりお得だろうと考え、今回は「和歌山観光きっぷ」にしました。実際、グルメクーポンがついているので、加太線の特典を利用せず、和歌山バスに一回でも乗ればお得でした。

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迷ったら和歌山観光きっぷ!




サザン指定席つきの切符を使えば、行き帰りをゆったり過ごせます。
なんば発着なら、別に指定席は要らない、というのが僕の意見です。だって、子供に1席与える場合は、子供用の指定席と切符も必要で高くつきますから。


→和歌山観光きっぷの詳細情報




子連れで一日楽しめる!日帰り磯ノ浦&たま電車満喫コース

ここからは、私たち家族が巡った実際のタイムスケジュールと、スポットごとの子連れおすすめポイントをご紹介します。

特急サザンの自由席は激しく混雑!(8時45分)

天下茶屋駅で『和歌山観光きっぷ』を買って出発。
窓口で購入なので時間に余裕をもつことをおすすめします。

特急サザンの自由席は、泉佐野までは満席。
泉佐野で関空方面に乗り換える旅行者が多く乗っていました。

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関空行くなら空港急行乗ってくれ・・・

指定席に乗れば快適だったでしょうが、3歳の娘は膝の上にはもう乗らず、指定席に乗れば子供の分の券が必要になるのが気になりました。

結局、岸和田までは立ちっぱなしでした。
始発駅の難波から乗れば、こんなことにはならなかったでしょう。



特急サザンについて詳しく知りたい人は上の記事へどうぞ
この記事も見て!


磯ノ浦へ直行!タカラガイ探しに夢中(10時)

南海の和歌山市駅に到着後、すぐに南海加太線に乗り換えて磯ノ浦駅へ向かいました。

南海加太線を走るのは「めでたいでんしゃ」。

いくつか種類がある中で、今回当たったのは黒の列車。
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車内は海賊船っぽくラッピングされていて、娘は魚の形のつり革に興奮していました。


めでたいでんしゃは5種類。
そのうちの4種類が難波に来たことがあるので、車内の様子はこの記事が分かりやすいです。
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今回の目的はサーフィンではなく、タカラガイ探し。

夢中になりながら貝を探して歩き、貝を拾った後は、近くのカフェでおいしいご飯を食べました。
磯ノ浦の入口のカフェは、子連れにもおすすめのカフェでしたよ。


この記事も見て!

磯ノ浜でのタカラガイ探しについては、上の記事を参照してください!
カフェについてもここに書いています。


貝を持って帰る時は、ちゃんと中身がいないことを確認してください。
さっき洗ったんですが、臭すぎて悶絶しています。



和歌山市駅からJR和歌山駅へ(1時半)

海遊びの後は、加太線で和歌山市駅まで戻り、いよいよたま電車に乗れるJR和歌山駅へ。

和歌山観光きっぷのバス乗り放題を使うと、和歌山市→和歌山は無料ですが、ちょうど和歌山市〜和歌山間のJRの時間だったので、時間短縮のために電車に乗りました。

和歌山市駅→和歌山駅は、バスだと15分、電車だと5分くらいですが、電車の数が圧倒的に少ないので、基本的にはバスでの移動をおすすめします。

和歌山市駅と和歌山駅の間あたりにある「げんまん」は、安田大サーカスのHEROも大好きな肉まんのお店。和歌山に行く人には是非立ち寄っていただきたいです。

今回の旅では、臨時休業だったので泣く泣く立ち寄りませんでした。
営業日はやや不定休なので、Twitterを見てみて。
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ついに乗車!車内まで可愛い「たま電車ミュージアム号」に大興奮?

JR和歌山駅は、和歌山電鐵の始発駅。

ホームに行くには、切符をJRの券売機で買うか、一日乗車券を買う旨を改札で伝えると入場できます。

「たま電車」が有名ですが、一番おすすめなのは黒の「たま電車ミュージアム号」。
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この列車は、追加料金なしで乗れる列車としては最高峰のラッピング列車で、車内まで猫のイラストや
子供が遊べるスペースや本まであります。

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この列車、猫の「たま」のからくりが楽しめたり、お絵かきが楽しめたりするので、娘はそういうとこ
ろで遊ぶのかと思いきや、約30分の移動時間、ずっと読書をせがんできました。


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たま電車ミュージアム号についても過去に訪問済みです。
詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。


にたま駅長に会えた。貴志駅でのんびり。(2時)

たま電車ミュージアム号で30分ほど揺られ、終点の貴志駅に到着。
やたら中国人が多いですが、どこから湧いてくるのでしょうか。

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この駅は、駅舎全体が猫の形をしており、猫の駅長がいます。
この子は、いつもここでのんびりしています。


駅舎内にはたまカフェもあり、そこでのんびりとしました。
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貴志駅の滞在時間は1時間が妥当かと思います。


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貴志駅前は少しまで何もなかった印象ですが、駅前にできていた『紀の川フルーツ観光局』というところで買った柿が激うま。お土産に是非どうぞ。ここには羊羹も売っています。

和歌山電鐵貴志川線の沿線には面白いスポットもいくつかありますが、3歳の子連れで大阪からの日帰り旅だと、往復するのが精いっぱい。

帰りは「たま電車」で帰りました。
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たま電車も十分可愛いですが、たま電車ミュージアム号のプレミアム感には負けます。

和歌山電鉄には、その他にもうめぼし電車、いちご電車などが走っているものの、おすすめは、この「たま電車」と「たま電車ミュージアム号」の2つ。運行しているかどうかは、和歌山電鐵のサイトで事前に見てみてください。



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和歌山電鐵を120%楽しむための記事はこちらです。





貴志駅を満喫した後は、再びJR和歌山駅から和歌山市駅へ。

和歌山バス乗り放題を使えば、追加料金は不要です。

和歌山城公園の動物園や、和歌山城の天守閣に行くのは王道と言われますが、ここで遊ばせて帰る時間が遅くなると、子供を寝かせるときに大変です。大阪まではまだ1時間の長旅。

体力がまだ残っているうちに、帰ることにしました。

帰る前に、和歌山市駅の「キーノ」で使える500円のクーポンが火を噴きます。
プロントでコーヒーを飲むもよし、2階の酒屋さんでお酒を買うも良しです。

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200円ほどで、お土産に海南のお酒「紀土」の純米大吟醸(山田錦)を買いました。開けたてはおいしかったですが、翌日に飲んだらそこそこでした(お酒には好みがあります。)

帰宅は、大阪に6時ころ。余裕のある時間です。


和歌山ラーメンを食べて帰って。

僕が一人だったら、帰る前に「和歌山ラーメン」に行っていたでしょう。

有名なのは、和歌山駅と田中口駅の間くらいにある「井出商店」ですが、僕は、和歌山駅の地下にもある丸美商店の方が好きですね。
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アクセスがよいのが何よりも良いです。

あとは、いわゆる和歌山ラーメンではありませんが、まる万ラーメンもおいしかったですね。

和歌山でのラーメンを考えている方、参考にしてみてください。



和歌山観光きっぷを子連れ日帰り旅の神ツール

子連れで色々と詰め込み過ぎるのは間違っていると思います。
今回は、余裕のあるプランで、満足感のある旅になりました。

和歌山観光きっぷは、あまり無理して利用しなくても余裕で黒字になる切符なので、その点もお得感がありますね。

もし、お子様が電車好き、動物好き、そして海好きなら、この和歌山観光きっぷを使った磯ノ浦&猫電車旅、ぜひ計画してみてください。



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