【和歌山→京都】ウエストエクスプレス銀河 クシェットのレビュー|帰宅に利用した感想と料金

「ウエストエクスプレス銀河」で寝っ転がって移動できる設備「クシェット」を、和歌山から京都という超短距離で利用しました。
一晩乗ろうとすれば家族との調整が必要ですが、紀南コース(昼行)の和歌山〜京都であれば、わずか1時間半なので仕事帰りにふらっと乗ることもできます。
この記事を読めば、ウエストエクスプレス銀河クシェットの設備や、和歌山〜京都だけを乗った時の過ごし方について分かります。
《取材日:令和7年10月1日》
この記事を書いた人:曖昧
30年以上関西に住み、小さいころは南海電車を眺めて育つ。大学卒業後、何かの拍子に乗り鉄が再燃する。全線踏破は面倒なので諦めるも、電車に乗りながら酒を飲み、ぼーっとするのが趣味。時々仕事をさぼってまで現実逃避の旅にでかけることも。ブログは趣味程度。日頃は、交通事故やマンション管理を趣味とする弁護士。
ウエストエクスプレス銀河クシェットの基本情報と料金
ウエストエクスプレス銀河(紀南コース・昼行)京都行きは、2025年は水曜日と日曜日に運行されています。この列車、京都〜新宮を走る列車で、本来は白浜や串本などから乗ることを想定されています。
さすがに、天王寺や大阪からは乗れないのですが、実は、和歌山から乗れてしまうんですよね。
和歌山→京都ルートの運行時間
この区間は、まるで普通の特急列車的に使うことができます。
2025年の夏の場合、和歌山駅発が19時5分、京都駅着が20時53分です。和歌山あたりで仕事があった時に、ラーメンを食べてから大阪方面に帰宅するのに良い運行時間で、列車に揺られながら寝転んで本を読んだりすることに適しています。
【最重要】クシェット利用時の具体的な料金(和歌山→京都)
クシェットは、和歌山から京都まで2190円(特急券)で乗れます。
今調べる限りだと、くろしおの指定席より200円安いようです。
ゴロンと寝っ転がって移動できるのに寝台料金もグリーン料金も要らないところがいいですね。
クシェットの設備と快適性をレビュー
では、和歌山からの帰りに初めてクシェットに乗った僕が感じたことをレビューします。
全然寝れるマット

クシェットは往年の寝台列車のように上段と下段があり、下段はAB、上段はCD。4席で一つのコンパートメントになっているから、団体旅行だと4人でまとめてとれば、まるで個室のような安心感があるでしょう。
これは上段
さすがに今回シーツは使いませんでしたが、寝っ転がって思ったのが、サンライズよりずっとマットが柔らかいこと。こんなの楽勝で寝れるやないですか。
短時間でも重要!コンセントとWiFi
くろしおでは装備されていないコンセントとWi-Fiですが、銀河にはあります。
まともな机がないところは弱点ですが、乗客が追加料金なしに使える共用スペースに行けば、そこで作業できますよ。

そんな良い設備のおかげで、くろしおに乗るよりずっと快適に過ごせますよ!
3. 【体験談】クシェットでの和歌山〜京都の過ごし方
和歌山から京都までの約1時間半をどのように過ごしたのか、レポートします。
和歌山駅発:乗車直後にリラックスモードへ
銀河に乗るために、全然違うところからわざわざ和歌山にやってきました。
この日の晩御飯はこちらの和歌山ラーメン。
和歌山駅地下にある和歌山ラーメン屋さん、ここはなかなかおいしいですし、全然ならばず食べれたのでとてもよかったですね。
銀河は20分程遅れて、和歌山駅にやってきました。
クシェットの寝台に直行したところ、同じコンパートメントには誰もおらず自分だけの世界。早速寝っ転がって、お土産に買った和歌山名物の「めはり寿司」を食べながらパソコンで作業をしていました。
このめはり寿司は、和歌山駅で割引されているものを買いました。
車内のイベント
銀河の魅力は、共用スペースや駅のホームで行われる車内のイベント。
新宮〜海南のあたりで盛んにおこなわれているイベントも、和歌山駅を過ぎるとほとんどありません。共用スペースでの記念撮影があるぐらいのようです。
銀河にとっても自分にとっても、帰り道。
大阪駅などでの車内放送は、かつて走っていたブルートレインの話に触れ、この列車がブルートレイン銀河の血を引く車両であることを感じます。
京都駅着
銀河は臨時列車なので元々ダイヤに余裕があり、ほぼ定刻で京都駅に到着しました。
大したことのない移動なのに、特別感を感じました。
寝っ転がっていただけなので特に疲れはありませんでした。
まとめ
ウエストエクスプレス銀河を和歌山→京都で乗るのは、関西圏の人にとって最も気軽に銀河に乗れる方法でしょう。
イベントも全くなく、お試し要素が強いので、是非次には夜行で全区間乗ってみたいですね。
10月からは山陽の方を走るようですね。
また来年の紀南コースをお待ちしています。
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